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この欄は、わが国のどこかで起きた小さな小さな事件の問題点を取り上げるコーナーです。
2月8日の札幌の朝は非常に寒かった。
今年は例年よりも雪が少ないそうで、道路が鏡のようにツルツルに光って凍り付いている。
スベッテ転ばぬよう馴れぬ道をへっぴり腰でモタモタと札幌東区役所に辿り着いた。
保険福祉相沢瀏(きよし)部長には、前日訪問の意を伝えてあるので相沢部長が迎えてくれた。
「逮い所をわさわざ来て下さってご苦労様です。今年はいつもの年より凍(しば)れますもんねぇ」と出してくれた熱いお茶が身体を暖めてくれた。
訪問の理由である被生活保護者に対する東区福祉課のケースワーカーの対応等、相沢部長は身を乗り出すように耳を傾けた。
相沢部長の話を聞くと札幌市東区の被生活保護対象者は多くあっても、ケースワーカーは被保護者の立場にたって親身にお世話することは当然の義務であり、皆さんに希望と生きる喜びが身の内に湧く対応を心掛けるよう担当職員を常に指導しているが、まだまだ己の指導が至っていなかったことに強い責任を感じている。
職員たちも懸命に努力してくれているし、被保護者の方々より感謝の言葉も多く頂戴していることにも責任担当者として喜びとしているが、今回の件については誠に良い勉強となった。
ご注意を戴いた被保護者の方に連絡し以後、誠意と責任を持った対応に心引き締めて励むことを約束しますと言ってくれた。
この間、相沢部長から一言の言い訳めいた発言がなかったことにも好感がもてた、行政擦れした所のない真っ直ぐで対話していて心の暖まるお人柄であった。
どうか地域庶民の手足の支えになって頑張って戴きたいと心から頭を下げた。
丁度札幌は、雪祭で大勢の観光客で賑わっていた。
当方、暇も金もないので人々の行楽を横目に視ながら帰ってきた。
札幌で変な歩き方をした為か腰が痛く三日程寝込んだ。
札幌東区の依頼者の方から電話をもらった。
相沢部長さんから丁重な連絡を受けたとのこと、また生きる張り合いがもてそうだと元気なお声であった。
嬉しくなって、久し振りで近所の居酒屋ヘ行ったところ、いい歳をしておかしな格好で“やったんでしょう”という奴がいて周りの男達も大きなロをあいて笑うのである。
どうも我が住む町の住人はよからぬ輩が多くて困る。
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