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この欄は、わが国のどこかで起きた小さな小さな事件の問題点を取り上げるコーナーです。

【読者投稿】赤ちゃんの「夜泣き」が原因で近隣から壮絶な「いじめ」

福島県在住の藤本松蔭さんから投稿を頂戴した。以下にご紹介し、本紙からののコメントを付す。

初めて投書させて頂きます。私は現在、福島県在住の鳶をしているものです。本年三月から、市営住宅に入居していますが、夏頃から二歳になる下の娘の夜泣きの苦情という形で妻が階上と階下の主婦から想像を絶する虐めに合いました。

その内容は次の様なものでした。

「夜泣きは昼寝をさせるからだ!昼寝をさせるな!市役所に掛け合って出ていってもらうぞ!以前にも似たような事で、追い出したんだから!あなたたちも同じ目に合わせるよ!うちの娘が内職で織物をしているのだが、夜泣きで苛々して織物が失敗したらどう責任をとるつもりだ!」等。

言われた妻は、泣きながら帰ってきました。理由を聞いても深くは言いません!ただ、「夜泣きの苦情を言われただけ」でした。私も妻が、複数の人から夜泣きが原因で、虐められた事から、感情的になり、階上と階下宅へ怒鳴り込んでいきました。

その日から、妻へは、無視、村八分的扱いが始まり、私には、何と!暴力団の組織名をあげて脅す有様!妻は団地から出て、アパートに住みたい!一日でも早く、ここから出ていきたい。と、頑なな気持ちは募るばかりです。

私も見るに見兼ねて、市役所の市営住宅課の課長に相談し、いままでの事を詳しく有りのままを話したところ、「じゃあ、いくらかの出費は致し方ないが、別の住宅に引っ越したらどうか?」でした。

やはり、彼女達と市役所は何らかの繋がりがあるのでしょうか?私は「意地でも出ていくか!」と意地を張るつもりですが、こんな事がまかり通ってもいいのでしょうか?今後の対処方法等もし宜しければアドレスを御貸し下さい。因みに先程も市役所の課長から別の団地の紹介の電話があったばかりです。

(藤本松蔭さん・2007年11月13日)

ここにはさまざまな原因が混在し、それらが折り重なって重大な問題となっている。

根源的には、わが国行政の先天的な住宅整備の欠陥がある。このため、自分の生活が、隣接する、あるいは上下階の人間に、手に取るように情報として伝わってしまう。こうした個人の秘密の情報が、尾ヒレのついた話題となって近隣を駆け巡る。

投稿者の場合、上下階に住む“トンガリ婆”という特殊な精神構造を持った人間もどきの異人種の絶好の餌にされてしまったようだ。“トンガリ婆”らは、人間の持つ常識やモラルなど、一向におかまいなく、赤ちゃんという無垢で清らかな、夫婦にとってかけがえのない宝物まで、牙を剥く対象にしてしまうのだ。“トンガリ婆”たちも赤ちゃんのときには当然ながら夜鳴きもしたし、近隣に迷惑もかけ、ときに怒鳴られたこともあったかもしれない。そんなことは忘れ、自分こそが正義だと勘違いしている。こうした“トンガリ婆”らの生命の糧は、餌食とした目標を徹底的にいじめ抜くことで、それによって腹が満たされ、充足感を味わう。このような低能な生命体が増殖していることは、誠に悲しく、遺憾でもある。

だが、これら“トンガリ婆”たちに怒り、憤っていただけでは問題は解決しない。

彼らが暴力団の名まで口にしているとのことだが、いかに地に堕ちたとはいえ、任侠道を歩む連中が“トンガリ婆”たちの支援に回って赤ちゃんイジメに走ることは絶対にない。それはあり得ない話だが、婆たちのイジメに晒されている奥様や赤ちゃんのことを考えると、暴力団に襲われるどころではない、悲惨な状況が見てとれる。

大切なことは、赤ちゃんの環境作りであり、なにより温もりと余裕のある家庭作りだ。そのためには、新たな場所が必要だと考える。

これは、“トンガリ婆”たちから「逃れる」のではない。未来のある赤ちゃんのため、そして明るく平和な家庭作りのための「進撃」なのだ。ご自身は「意地でも出ていくか」と肚を決められているようだが、意地を通すだけでは“トンガリ婆”たちは納まることがないだろう。もちろん、この進撃のためには、行政と綿密に話し合う必要があるし、多少の出費は仕方の無いことだと考える。それは新しい希望に満ちた世界への転進でもある。

しかし現在の日本は、ほんとうにどうしたことなのだろうか。不満が渦巻き、あらゆるものにクレームが殺到するようになっている。すぐにキレルのは、若者だけではなく、老人にまで至っている。感情をコントロールすることを忘れ、他人を思いやる精神を失い、感謝の念を表すこともできない。その真因は教育にもあり、社会環境にもあり、経済的閉塞感にもある。

こうした諸々を解決し、心に余裕がある社会を作り出すためには、低能な生命体ができる限り少ない場所を探すしかない。赤ちゃんと奥様のことに心を走らせ、新たな場所からスタートされることを切望する次第です。■

 

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