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この欄は、わが国のどこかで起きた小さな小さな事件の問題点を取り上げるコーナーです。

どうなる?ふじみ野市市長選
武藤市長誕生の暁には恐怖の女帝「AG」が降臨?

 10月1日、新市「ふじみ野市」がスタートする。市長選は50日以内に行われ、三つ巴の闘いが予想されている。

  11月13日(6日告示、同13日投開票)に行われる予定の同市長選には、すでに武藤博氏(元上福岡市長)、島田行雄氏(元大井町長)、そして共産推薦の新人、佐藤秀人氏(61)の3人が立候補を表明している。

  立候補者を一人ずつ見てみよう。

  島田行雄氏は大井町議から昭和60年(85年)、大井町長に初当選し、現在5期目のベテラン町長である(本年9月30日まで)。「ふじみ野市民として、さらなる地域発展のため微力ながら汗を流したい」と語る島田氏は、新市の知名度を高め、行財政改革の基盤強化などを基本政策に掲げる堅実派だ。

  2名の前首長に対抗すべく8月に立候補を名乗り上げた佐藤秀人氏。さる2月27日に行われた上福岡市長選挙にて、現職の武藤博市長(民主推薦)に挑んだ人物でもある。「(大井町との)合併の是非は住民投票で民意をこそ問うべき」と主張し、投票率こそ過去最低の38.72%だったが、得票率は武藤氏の9,556票に肉薄する7,311票(43.34%)を獲得した実績を誇る。

  平成9年(97年)に上福岡市長に初当選し、現在3期目の市長(本年9月30日まで)を勤める武藤博氏。日本銀行副総裁の武藤敏郎氏を弟に持つ武藤博氏について、本紙はさる平成15年(03年)12月号にて特集をお送りした。武藤市長をバックに、公共工事を好き勝手に操る怪女「AG」のスキャンダルである。

「私の言葉は市長の言葉と思いなさい」を決めゼリフに、同市発注の公共工事に息のかかったパペット業者をはめ込み、さらにはその下請け業者まで選択するという強権を発揮。「オンナの武器」一つで公共工事を手玉に取る、現在五十代半ばであるこの女性は、いまだに上福岡市行政を恣にしているのである。

「AG」と武藤博氏との関係は古い。両者は武藤氏が市議であった頃からの昵懇の間柄であり、また武藤氏の初当選を後押ししたのは「AG」が運営する「東上クラブ」だった。「東上クラブ」は市内業者と市会議員の懇親会的組織と言われたが、武藤氏の初当選以後は「向上会」に名称を変更した。武藤新市長とその「片腕」と呼ばれた管理職員安田博氏、そして「AG」が上福岡市の公共工事入札のすべてを決定している、という恐るべき状況は、現在も変わっていないのだ。

  武藤氏の人脈は未だに変わらないという。氏がふじみ野市長に就任した暁には、「AG」は新市全域にその勢力を拡大するのであろうか。ふじみ野市民は、恐怖のピンク女帝「AG」の降臨を許してもいいのか?

  ふじみ野市民は、立候補者を見定める確かな目を持っていただきたい。

 

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