
「県営川越笠幡団地」問題再燃か?
住民の反対で現在凍結中の県住建設計画に対し
県側に「積極的に検討を進める」と答弁させた
福永県議の非常識な一般質問!
本紙に驚くべき投書が寄せられた。まずはその全文をご覧いただきたい。
行政調査新聞社様
貴社が数年前、笠幡地域に「県営川越笠幡団地の建設計画」について、神田市議と元埼玉県幹部職員との癒着による醜い醜態のチラシをまかれました。
私達はそんな利権絡みで、この貴重な樹林地を開発しようとしている事に驚きを禁じえなかったのです。
しかし、その後は貴社のお陰で自然環境が残され、県営川越笠幡団地の建設計画の話はなく、中止になったものと思い大変、貴社に感謝しておりました。
ところが、最近、同封のチラシのように、現在、世界的に地球温暖化や環境問題が叫ばれている時に、貴重な自然環境を破壊する県営住宅の建設を進めようとしている県会議員がいる事に怒りを感じています。
こんな事が一人の県会議員の発言で進められていいのでしょうか。
建設計画を中止させるため、是非、貴社のお力をかしてください。宜しくお願い致します。
私は川越市笠幡に住んでいる市民です。(匿名であることをお詫びします。)

|
そして同封されていた「チラシ」はこれである。

(クリックすると拡大します)
「県営川越笠幡団地」建設用地をめぐる重大な疑惑の数々は、本紙がこれまで詳細に報じてきたとおりである。この建設用地はもともと、神田寿雄氏(現川越市議・元川越市経済部次長)を地権者代表とする5筆からなる、8,423.23uの土地。現在も山林(市街化調整区域内)に存在している。
バブル真っ盛りだった昭和の終わり、地権者代表である神田氏は自ら所有するこの山林の土地を高値で売却する目的で当時、埼玉県の上級職員であった村上貞夫氏と、このエリアに「県住川越笠幡団地」の建設を計画した。つまり神田氏らは、自分が持っている二束三文の山林地を県営住宅用地にすることで、県に高値で買い取らせようと企んだのである。
そして細谷金作(元・埼玉県住宅建物取引業協会会長。詐欺罪で昨年逮捕)らと共謀した短期間の「土地コロガシ」、さらには違反に違反を重ねた強引な山林開発を経て、地価を約9億円(当初地価の約11倍)にまで高めたうえで、県に買い取らせたのだ。換言すれば、「県が最終的に買い取ることが確実」だったからこそ、神田・村上らの意を受けた細谷は違法山林開発を強行したのである。
だが細谷による山林の無許可宅地造成の最中、自然保護の観点から地域住民が猛反発。結果として県住建設計画は実現をみることなく凍結され、現在も放置されている……これが「県営川越笠幡団地」建設用地のいきさつである。
あの建設用地とは何より、約9億の公金を略取した、県ぐるみの「公務員の犯罪」の残滓なのだ。現在の埼玉県が調査すべきなのは、村上貞夫氏(元・県住宅都市部長/元・県川越土木事務所長)や神田寿雄氏(現川越市議。元・川越市経済部部長)らの、約9億円の公金略取疑惑ではないのか。「身内の犯罪」を「オオタカの生息調査完了」でごまかすなど、言語道断である。
そして福永県議の度し難い認識不足。「県営川越笠幡団地」など、地域住民は誰も望んでいないことを、県議はきちんと知るべきだ。
豊かな自然を無惨に切り取られ、約20年以上も無目的に放置された建設予定地は、元の状態へと復元するのが何より望ましいことは、地域の住民の一致した希望であろう。あるいは緑豊かな公園として、オオタカやミミズクたちと市民がともに生活する場として、あの土地を生まれ変わらせなければならない。■
|