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「一老人=松村東氏の誇大妄想に振り回される渋谷実県議」
政治家としての矜持を捨てる者に明日はない
渋谷実後援会事務局長・山崎正治氏の手記に寄せて
誇大妄想を膨らませた“学校乗っ取り被害者”松村東氏との
ただならぬ関係を暴かれた渋谷実県議
既報のように渋谷実県議後援会前事務局長、山崎正治氏がインターネットサイトを立ち上げ、自らが渋谷実県議から追放(解雇)された経緯を暴露している。この追放劇に深く関与しているのが、トータルビューティカレッジ川越(旧東京高等理容美容専門学校)“学校乗っ取り”疑惑事件で、学校側と対立する松村東氏である。
手記によれば、ここ4年間、本紙を先頭にした松山千恵子(元衆議院議員・厚生政務次官)と舟橋功一川越市長両氏による「学校乗っ取り疑惑」のキャンペーンが展開されている間、権力欲を膨らませた松村東氏が坂戸市長選挙出馬を渋谷実県議と画策し、それに関連して渋谷県議が大金を松村氏に貸し付けたことが問題の発端となっている。
ところが、裁判や論争が継続中にもかかわらず、「すでに学校は自分が取り戻したも同然」と自分に都合の良い妄想を広げた松村東氏は、坂戸市に残された校舎・敷地(現在は使われていないが「準学校法人川越専門学園」名義)に勝手に立ち入り、昨年1月に埼玉県選挙管理委員会に登録した松村東後援会の事務所看板を取り付けたのである。
さらに驚くべきことには、自らが「設立する」と豪語していたものの実態のない「国際松村総合大学」の大きな看板を建物の屋上に設置したのだ。これらの行為が結果として「不動産侵奪罪」に問われ、松村氏が西入間警察署に逮捕されるに至ったのである。これで、坂戸市政を手中におさめようとした松村・渋谷両名の野望はまったく無に帰してしまった。
ここで宙に浮いたのが、渋谷県議から松村氏に渡された大金(渋谷県議は、本紙記者に「3000万円以上を松村に使った」と述べたことがある)である。以上の経緯を不本意に思いながら事態収拾に当たろうとしたのが、渋谷県議前事務局長の山崎正治氏だ。山崎氏は渋谷県議の承諾を得て、拘留されている松村氏と面談し、「債権回収委任状」を取りつけて正常化に努力した。
ところが、山崎氏の推測によれば、松村氏は渋谷県議からの借入金を隠匿するために拘留中に妻と“偽装離婚”して金員を妻名義に移す画策をし、釈放後はなぜか貸主である渋谷県議までたきつけて山崎氏に「債権回収委任状」の返還を執拗に迫った、というのである。
これが、山崎氏をして渋谷県議と松村氏との間にあたかも「マインドコントロール」がはたらいているかのようなただならぬ関係が存在することを認識させたが、結果として渋谷県議による山崎氏への一方的な「解雇通知」につながったのだ。呆れたことに、この「解雇通知」もまた、松村氏の手によるものであると山崎氏は根拠を挙げて説明している。
真実の解明こそ行政調査新聞の基本的立場
率直に言って本紙も昨年来より、松村東氏や渋谷実県議の奇妙な行動に首を傾げざるを得ない場面がいくつもあった。山崎氏が指摘する坂戸市長選挙出馬を狙った一連の動きについても、まず名義が学校側にある土地・建物に松村氏が勝手に立ち入り、自らの所有物であるとの看板を取り付けたり、あげくは「国際松村総合大学」なる、松村氏の頭の中にしか存在しない「大学」の大看板を掲げたりすることが、現状では違法行為に問われることを何度も警告した。しかし、松村氏はまったく耳を貸さず、ときには本紙に対し逆上して食ってかかってくる始末であった。
渋谷県議もまた、こうした松村氏の不法行為を諌めることは一切せず、むしろ後押しすらしている状況だった。まったく理解に苦しむ事態としかいいようがない(本紙は、依頼者である渋谷県議と松村東氏が、本紙に対する背信行為を働いていたことを後に知ることになる)。
敢えて言うが、山崎氏が指摘しているように、本紙が「学校乗っ取り疑惑」問題を取り上げるきっかけは平成16年11月に渋谷県議が取材を依頼したことである。その後、記者と面談した松村東氏は、すでに平成13年度から全国的に実施され始めた行政情報の開示制度を利用し有効な証拠資料を集めてはいたものの、大量の公文書を前に、どこから手をつけていいのか茫然自失といった状況に近かった。
その後、本紙が独自に行政資料を再調査、分析した結果を松村氏にアドバイスすると、40年の歳月を隔てた「学校乗っ取り疑惑」の全容に関する資料が見つかると、松村氏は「自分の力だけで巨悪を暴いた」とばかりの態度をとるようになり、そこここで吹聴してまわるようになったことは、残念ながら事実である。
本紙の徹底したキャンペーンや月刊誌が特集を組んだことなどで、「学校乗っ取り疑惑」が話題になると、「被害者?」(松村氏は、しばしば「真の学校設置者」と自らを呼びたがったが)松村東氏への同情が集まるようになり、氏はいよいよ誇大妄想を膨らませるようになったのである。
「オレは法律の専門家だ」、「調査のプロだ」などと誰はばかることもなく公言し、松村氏に直接面談した人の多くが眉をひそめるようになった。こうした松村氏の言動について、心ある人から本紙に対し、「もうあんな人物に関わったり、『学校乗っ取り疑惑』を取り上げたりしない方がいい」との忠告が寄せられたことも、一度や二度ではなかった。
しかし本紙は、「学校乗っ取り疑惑」の追及をやめることはなかった。最初に取材を依頼してきた渋谷県議の表面的朴訥さ(これによって、後に本紙は煮え湯を飲むことになる)、政治家としての誠実さを信じていたからだ。
しかし最後、松村氏にとって本紙の存在は疎ましいものとなったのであろう。本紙が終始一貫して真実しか報道しない姿勢を崩さなかったからだ。「学校乗っ取りの被害者」という看板を利用し、自らの誇大妄想にもとづく野望の達成を図ろうとしていた松村東氏には、もはや本紙が邪魔だと認識したのであろう。
こともあろうに、こうした経過を冷静に見つめ調整すべき渋谷実県議は、松村氏と誇大妄想を共有し、一番の側近であり信頼できる人物であった山崎氏(渋谷氏に仕えて21年にもなったという)を追放してしまった。
残念である。しかし、政治家としての矜持を投げ捨てるものに、明日がないこともまた、火を見るより明らかだ。山崎氏が手記に記していることは、真実である。今後、本紙は過去の経緯は置いて、渋谷・松村「誇大妄想コンビ」が繰り広げる、いかなる異常行動、違法行為にも厳しい追及を加えていくことを宣言する。■
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