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 2:金脈問題とロッキード事件の真相

はじめに
1:田中政治と田中の慧眼
2:金脈問題とロッキード事件の真相
3:新田中政治への期待

4:ロッキード事件とマスコミ
4-1:マスコミの専制主義
4-2:調査報道と私刑
4-3:田中元首相とマスコミ

5:ロッキード事件判決と世論
5-1:10・12判決の意義
5-2:真実に背を向ける世論の偽善
5-3:田中元首相の実像と虚像

6:第二次田中時代の展望
6-1:判決以後の政治と国民の期待
6-2:田中政治への期待
あとがき

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 金脈問題とロッキード事件は、決して無縁な事件ではなくその底流に流れるのは、三木元首相を首魁とする反田中政治勢力の田中追い落し謀略である。

 彼らは金脈問題で田中内閣を潰し、ロッキード事件で田中角栄個人を血祭りにあげるべく画策し、作戦を押し進めた。

 どこまでも卑劣な彼らは、金脈問題でマスコミを味方に引き入れ、反田中、田中壊滅の一大キャンペーンを張り、田中内閣を潰した。

 金脈問題で予想を上回る成功を納めた彼らは、続いてロッキード問題をデッチあげ、反田中の攻勢を一段と強化した。

 金脈問題での反田中活動は、反田中政治勢力とマスコミ勢力の連合戦線であったが、ロッキード事件は、彼らに検察と裁判所が参加して大連合戦線を形成。田中攻勢に一段の拍車がかかった。彼らの謀略を分析すると次のようになる。

 主流の反田中政治勢力は、自民党内の反田中勢力、野党勢力と結託する一方で、米国謀略機関とも情を通 じて、政治的な田中打倒作戦を展開した。

他方マスコミ勢力は、反田中キャンペーンを全国的に展開、闇雲な世論をデッチあげ、田中角栄氏個人を私刑にかけつつ世論を武器に検察、裁判所を牽制、法律を無視した態度を取るよう強要した。

 反田中勢力の意を受けた司法当局は、前例、慣習を無視した不当な「捜査と起訴」で反田中勢力とマスコミのご機嫌を窮い、証人証拠調べの段階では、ことさら検察側の主張を採用して彼らに迎合する態度を示した。

 また、結託した海外勢力は、法律的になんの値打ちもない「属託尋問調書」なる代物をわざわざ日本の検察に送り届けて、従順の姿勢を彼らに示した。

 10・12判決は、以上に述べた反田中一大連合戦線の成果を世間に示す大デモンストレーションだった。

 法秩序を破り、道理を逆なぜした10・12の判決は、日本の裁判史を土足で踏みにじるものである。

 被告の真実の叫びを一切聞かず、ただ世論だけに顔を向けた裁判所の姿勢は、法の公平原則から見ても容認できるものではない。幸い日本の裁判制度は三審制で、田中角栄氏は未だ無実青天白日の人である。

 内閣潰しのための金脈問題、角栄潰しのためのロッキード事件一切は、反田中政治勢力の謀略とマスコミの加担によってデッチあげられた事件である。

 彼らの行為行動は、民主主義の原則を逆利用して起こした国民一般 に対する挑戦と反逆の所業である。この事実も知らず、ただ倫理だ正義だ世論だの言葉に踊らされて、彼ら一党の策略に同調する者は、彼らと共に共通 の地獄に落ちなければならないだろう。

 国民一般はこの際一大覚醒して、田中批難に馴らされた眼を、反田中勢力、私刑のマスコミに向け直さなければならない。

 


 


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