なりふり構わない三期目への挑戦 川合善明・川越市長は公用車で事前運動 | 行政調査新聞

なりふり構わない三期目への挑戦 川合善明・川越市長は公用車で事前運動

いよいよ、危うくなった三期目の市長の椅子を確保するために、なりふり構っていられないのか。参院選が終了した直後から川合善明・川越市長が事前運動に励む姿が多くの川越市民に目撃されている。本紙に寄せられた電話や投書によると、早朝のラジオ体操会場に川合市長が姿を現し挨拶に励んでいるというのだ。
投書によれば、平日の早朝6時公用車を使い東上線霞ヶ関駅北口広場で開かれているラジオ体操の会場に姿を現した川合市長は、髭の市会議員として知られる小野澤康弘氏の先導で、地区の人々に挨拶をして歩く姿が目撃されたのだ。
この投書には、川合市長の姿を目撃した人々が驚きを隠せなかったことも記されている。
というのも、川合市長は、その場所に公用車に乗って姿を現したというのである。もちろん、これは来たる市長選に向けた個人的活動であって、市長としての公務ではない。あくまで私的な活動である。あの舛添要一・前都知事が私的な活動のために公用車の私的利用を咎められたのを契機として辞任に追い込まれたばかりだというのに!髭の小野澤市議は、また川合市長のお先棒を担ぎ始めたのか。この両名の恐れを知らぬ鉄面皮ぶりには、呆れるばかりである。
これまで、川合市長は平成22年と平成24年の賀詞交換会、さらに平成25年の後援会役員懇親会において収支不足分を後援会費でまかない、買収と取られかねないとして川越市議会で平成26年には「市長に説明責任と猛省を求める決議」も出されている。未だこの件は解決を見ていない。これまでも明らかになっているように、川合市長は自らの活動に注意を促す人々をすべて「敵」と見做して切り捨てることを繰り返してきた。
この選挙の事前運動とも取られかねない行為を、公用車を使ってやってしまうあたり、いよいよ市長の周りには軽薄なイエスマンしか残っていないことが明らかなのである。
もはや市民からもなんら価値ある人物とは見られていない川合市長。7月に市長の仕事として一般の新聞・テレビで報じられたことといえば、リオデジャネイロ五輪に出場する陸上女子走り幅跳びの甲斐好美選手が市役所を表敬訪問した際に出迎えたことのみ。なんら政策も業績も示すことのできない市長が、三期目の椅子に座る資格があるとは思えない。
まだ川越市議会には、市長選出馬を報告していないのに街では公用車で事前運動だ。川越市議会議員もナメられたものだ。
本紙では心ある市民からの情報提供を求めている!!