天邪鬼日記 | 行政調査新聞

天邪鬼日記

お近くの寺院…旅先での名所旧跡で仁王門、あるいは毘沙門天像があったのなら是非とも仁王や毘沙門天の足元を覗いてほしい。その足下には、踏んづけられている小鬼がいることがある。正義の権化と化した仁王や毘沙門天に踏んづけられながらも尚、大きな口を開け、何か叫び続けている小鬼…「天邪鬼」と云う。 天邪鬼、何でもかんでも人に逆らい最後に滅ぼされる小鬼…当方、生まれながらに天邪鬼であった。テレビの構成作家となっても60歳を前にしても、天邪鬼。そんな男に、実に何十年振りかでお会いした行政調査新聞の松本州弘社主が、「面白いから書け」とお命じになった。従って、少々、本紙の中では異色なものとなろうと思うが、書かせていただく。

放送作家 大 辻 民 樹

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