菅内閣の意外な成果 | 行政調査新聞

菅内閣の意外な成果

藤 井 厳 喜
<国際政治学者>

菅首相が日本学術会議の新会員候補の6人の任命を拒否したということで、意外な注目を集めている。
10月1日、学術会議が推薦した新会員候補の内、99人の任命を承認したが、6人に関しては任命を見送ったのである。
事実上の拒否である。野党も日本学術会議も「学問の自由の侵害だ」とかまびすしい。
しかし6人の経歴を見るといずれも、反安保法制・反特定秘密保護法の立場を明確にした政治活動家であり、菅内閣が任命を拒否したのも極めて当然である。問題は日本学術会議のような国内における反日団体に10億5,000万円もの予算をつけてきたことである。

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