川合善明市長の 「濫訴(らんそ)に釘を刺したか」!? | 行政調査新聞

川合善明市長の 「濫訴(らんそ)に釘を刺したか」!?

齋 藤 憲 次 裁判長(さいたま地裁川越支部)

川合善明市長の 「濫訴(らんそ)に釘を刺したか」!?

◆           ◆          ◆

10月7日午後1時10分開廷。
川越市長・川合善明氏が、小林薫川越市議を名誉毀損で訴えていた裁判で、さいたま地裁川越支部齋藤憲次裁判長は、川合氏の訴えを認め、被告小林市議に50万円の損害賠償金の支払いを命じる判決を言い渡した。
川合市長が市民を相手取って次々に訴訟を起こしている異常事態については、本紙既報の通りだ。そもそも、これら強引な川合原告連続訴訟の背景には、「齋藤憲次裁判長なら自分を勝たせるはずだ」との川合市長の傲慢極まる権力の過信が透けて見える。
小林市議は川越市民1,779人(平成31年選挙の得票数)の代表である。
小林市議を「気に入らない」というだけで、デタラメな訴訟を起こした川合市長は、市民を敵視しているも同然で、断じて許されざる国賊市長と言って良い。
小林市議への本件裁判の判決は、川合市長をさらに増長させ、今後も「おれに逆らうやつはこうなる」とばかりの暴走を続けることになるだろうが、実はこの判決、川合氏の全面勝訴ではない点が重要な意味を持つのである。

(記事全文を読む)