破壊される「日本の本質」 | 行政調査新聞

破壊される「日本の本質」

――じわりと迫る「日本の危機」に、どう対処すべきか――

「日本」が攻撃を受けている。明確な攻撃ではない。真綿で首を絞めるような攻撃を受け、日本が壊されつつある。それなのに多くの日本人は攻撃されていることを理解していない。神経を研ぎ澄まし、いま何が起きているか判断し、個人レベルでできる最大限の防御態勢をとる必要がある。

都内で続発するJR不審火

9月5日の午後に東京都国分寺市を走るJR中央線の線路脇にある電柱ワイヤーの部品が焼けているのが見つかった。東京都内のJR施設や線路脇などで7月31日の夜以降、相次いで火災が発生している。警視庁はこのうちの少なくとも6件は事件性が高いと見て捜査をしている。

まず7月31日(金)夜だが、東京都北区の東北線線路で火の手が上がり、現場には焼けた靴下が見つかった。これが事件なのか、警察が調査中である。
その後8月16日(日)の東京都北区の東北線、高崎線などが走る踏切近くのケーブルが燃える事件を皮切りに、8月18日、22日、23日、27日、30日と火災事件が頻発。そのうち数カ所から可燃物が入れられていたと考えられるペットボトルが見つかっている。警察が現在捜査中で、現場では自転車で走り去る不審な人物が目撃されており、そのうちに犯人が捕まる可能性は高い。現在のところ、JRに対する嫌がらせを含め、悪質ないたずら、愉快犯的な犯行との観測が強い。

これらの不審火事件は、JRを利用する庶民にとっては大事件であり、厳罰に処していただきたいが、事件ではなく「事故」と処理されている件が1つある。8月18日に中央線の立川・国立駅間高架下配線から出火したものだ。出火が確認されたのは午後7時40分ころで、鎮火したのは夜10時。その間、信号機や駅設備に電力が供給できなくなり、東京・高尾駅間が夜8時10分まで運転見合わせ。青梅線、拝島線、五日市線、八高線などが軒並み運休。JRから電源供給を受けている西武拝島線も深夜11時半過ぎまで運転がストップした。乗客は駅からバスやタクシーを利用したが、遮断機が下りたままの踏切があったことも重なり、周辺の道路は大渋滞。近隣のホテルは満員で行き場を失った人が右往左往する始末。この界隈が異常なパニックに見舞われる羽目となった。
出火場所は高架下の空き地で1.8mのフェンスに囲まれており、人が立ち入った形跡はない。警察は他の一連の不審火、放火とは無関係と見ているようだ。だがこれがいちばん問題だと思われる。どうして配線から出火したのか。ほんとうに事件性はないのだろうか。

JRの高架下火災が起きてちょうど1週間後の8月25日午後6時半、今度は東急の東横線など3路線が信号機故障で3時間半にわたり電車がストップする騒ぎが起き、乗客が40分間ほど車内に閉じ込められ、36万人が影響を受ける事故が発生した。故障した信号機は田園調布駅の近くのものだが、東急3路線が交差する多摩川駅が機能停止に陥り、大規模な運転停止事故となってしまった。原因は今のところ、信号機を制御するコンピュータの電源が落ちたためと説明されている。これはほんとうに事故であって、事件性はないのだろうか。

立て続けに起きる奇妙な事故

中国の天津にある危険物倉庫で8月12日深夜に大爆発が起き、日本でも大きな話題となった。その衝撃が醒めぬ8月24日未明(午前0時45分)に神奈川県相模原市にある米軍基地内の倉庫で、大爆発と火災が発生した。中国・天津の爆発では危険物が飛散したとの情報が流れたが、相模原市の爆発火災も米軍倉庫だったため、「弾薬に引火する」「放射性物質が飛散する」などといった無責任な情報がインターネット上を駆け巡った。この事故に関しては米軍基地内だったため、調査は一切米軍が行い、原因等に関しては未だ公表はされていない。

米軍相模原基地倉庫爆発火災が発生して半日後の24日午前11時35分ころ、神奈川県川崎市の日鉄住金鋼管川崎製造所で爆発火災が発生した。現場は鋼管製品の製造所で、現在は休止中で建物を解体作業中だったという。羽田空港から1kmの至近距離にあり、黒煙がもうもうと立ち上ったが、飛行機の離着陸には影響は出なかった。日鉄住金鋼管川崎製造所は昨年9月にも爆発火災を起こし、従業員15人が重軽傷を負っている。今回の火災についても消防、警察が調査を行ったが、現在までのところ事件性はないと考えられている。

このような大事故や火災はテレビや新聞、インターネットで公開され、誰もが知ることになるが、目立たないところでの火災や事故は後を絶たない。7月19日には八王子市の圏央道トンネル内で乗用車が燃える事故が発生し、道路が封鎖されたことがあったが、横転したり追突したりといった事故はしょっちゅう起きている。7月10日には首都高環状線日本橋付近でタクシーやトラックが絡む4重衝突事故があり、警視庁の護送車に乗っていた容疑者ら19人が怪我をしている。8月10日には首都高湾岸線川崎付近で追突事故が発生、押し出された自衛官が転落死。同日には首都高環状線でゴミ収集車が横転。高速道路の事故は首都高だけに限ったものではない。北陸道では逆走衝突4人重軽傷(8月16日)、高速ではないが奈良の明日香村では橋の欄干に車が衝突して5人が死亡(8月27日)、東京葛飾区では無免許の高校生の運転で6人が死傷(8月30日)、9月に入って1日には名古屋高速で車6台が絡む事故、そして5日には和歌山県御坊市の踏切で乗用車が電車と衝突し運転していた女性が重体となってしまった。
交通事故は残念ながら毎日どこかで起きており、それを列記するだけで膨大な量となるが、こうした事故の中に奇妙なものがあることも間違いない。高速道路の事故についても前述の中の2件は、事故ではなく事件の可能性が限りなく高い。

世界に稀な「強固なインフラ」が脆弱化している

鉄道、道路、製造所、倉庫……。日本のインフラは世界一頑健なものだった。その日本のインフラが、危うくなっている。事故が多発している。
多発した事故のいくつかは、奇妙であり、原因不明である。これらを「単なる事故」として片づけていいものだろうか。もしこの中に「事故」ではなく「事件」があったとしたら、どうだろうか。「事件」だとすれば、必然として政治的、経済的、文化的恫喝が付いてくる。「さらなる事故を起こしますよ」と脅され、政治的、経済的、文化的に妥協を強制させられた可能性すら出てくる。
国民経済に必要な公共構造物、公共基盤を一般にインフラと呼ぶ。水道、電気、ガス、道路、鉄道などがインフラの代表的なものだが、インフラの広義解釈には文化、伝統も含まれる。そうした広義の意味での日本の伝統的社会基盤が壊れつつある。行政が伝統的基盤を壊している場合すらある。

毎年7月に行われる東京九段、靖国神社の「みたままつり(御霊祭)」。戦後の昭和22年から続けられてきた祭りだが、今年からテキ屋が排除されることになった。祭りに付きものと思われてきた露天商が完全に姿を消したのだ。「みたままつり」68年の歴史で初めて露天商が締め出されてしまった。
靖国神社の「みたままつり」には例年200店余の露天商が並び、夜10時まで営業を続けていた。ところが露天閉店後にも露店の界隈に若者らが集まって酒を飲み、騒ぎが続くと言う。若者らが男女の出会いの場を求めて集まっていたようで、ネット上でも「ナンパ祭り」と揶揄され、近隣の道路にはゴミが散乱し、靖国神社は対処を要請されていたという。
「浴衣姿の若い女の子に、酒を飲んだ若い男がからむシーンも多く、見るに堪えなかった」といった感想がテレビなどで流され、「みたままつり」から露天商が排除されたことを歓迎する意見が圧倒的多数派のように感じられた。ところが実際に靖国の「みたままつり」に足を運んだ多くの一般客からは、「寂しい」「物足りない」「つまらない」の声しか聞かれなかった。記者が訪れた靖国神社周辺では、露天商排除を歓迎する声はほとんど聞こえてこなかった。露天商といえば『フーテンの寅さん』でお馴染みのテキ屋稼業であり、ヤクザと直結する組織、ヤクザの資金稼ぎの一環と見なされている。来年以降、靖国の「みたままつり」がどうなるのか、注目していきたい。

締め付けが厳しいヤクザ世界

こんにち「ヤクザ」と「暴力団」とは同じものと思われている。本来は、ヤクザは暴力団ではなく、露天商(テキ屋)、香具師(路上曲芸師等)、博徒(バクチ打ち)、侠客(弱きを助け強気を挫く侠〈おとこ〉の総評・顔役)などの寄り集まりだった。ヤクザにいわせれば「暴力団」とは「悪徳ヤクザ」のことであって、自分たちとは無縁と主張するだろう。

ヤクザ分析はさておき、平成12年施行の『暴対法(正式名称は「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律」)』、さらに平成24年施行の『改正暴対法』により、ヤクザは存続が非常に厳しい状況に追い込まれた。少しでも違法な行為を行えば、すぐに逮捕される。悪事を働かなくても「悪事を働く虞(おそれ)がある」と認定されただけで逮捕されてしまうのだ。その他もろもろ信じられないほど厳しい手枷足枷が付せられ、とにかくヤクザが生きていくには厳しい世の中になってしまった。
ヤクザの活動が制限されたところで、不良中学・高校生などが悪事を働き始めた。
それまでは街に本職の怖いお兄さん(ヤクザ)がいたから、不良中高生は常軌を外す乱暴は働かなかった。不良学生の中には将来ヤクザになろうと考える者もいて、彼らにとってはヤクザのお兄さんは将来の兄貴分、親分になる人間だ。逆らえる訳がない。

ヤクザが表立った活動を止められ、不良少年たちが常軌外れの暴走をし始めて10余年、『改正暴対法』が施行されたころには、不良少年たちは成長し、ヤクザという枠組みから外れて無法を働く大人になっていた。
また、平成10年代初頭に起きたヤクザと外国人暴力団との抗争も、ヤクザを弱体化させた。
日本人ヤクザが武力抗争に敗れたのではない。抗争が起きると警察は両者を拘束する。ところが外国人暴力団は警察では絶対に日本語を話さない。意味不明の言葉を発する外国人に対する取り締まりは甘く、『暴対法』に基づいてヤクザ根絶を目指す警察は、ひたすら日本人ヤクザを取り締まる。外国人暴力団との喧嘩が起れば、日本のヤクザだけが捕まり刑務所に入れられる。外国人暴力団にとって、こんなにラクな戦争はない。かくして日本のヤクザは弱体化の道を辿ったのである。

ヤクザなど根絶すればいい――。ほとんどの庶民は、そう考えている。そのように教育され宣撫されてきている。しかし考えていただきたい。世の中には真っ当に生きられない半端者がいるのだ。どんなに教育し、また更生させようが、生まれついての性(さが)として非合法にしか生きられない者がいる。病的に悪事に憧れる者もいる。こうした道を外しそうな、あるいは道を外してしまった者たちを包み込む「悪の重石」としてヤクザが存在した。
虚ろな目をし虚脱した姿勢で、青少年が5人、10人と町の所々に屯している。以前の言葉で云えばチンピラである。ひと昔ほど前なら一家の兄さん達に引っくくられる犯罪予備軍だ。この者たちが恐ろしく、町の人々は横を向いて通り過ぎる。警察はチンピラ共が犯罪を犯さなければ拘引できない。屯するだけでは取り締まることが出来ない。
ひと昔ほど前といったが、本当だ。日本の都道府県のそれぞれの町には縄張りを持った侠に生きる男達が住み暮らし、警察の手の届かないところで悪さをする連中を誰に頼まれずとも掃除をし、しっかりとその町の秩序を守ったものだ。ヤクザ志望者には、掃除・洗濯・礼儀作法・読み書き・算盤等々、得手・不得手を上の者が選び、いつでも独り立ちできる教育を身に付け、道義・道徳・長幼の序、日本古来よりの人の道を叩きこんだ。
彼らヤクザ志願者は日本人3000年の歩みの中で養い育てた伝統の精神を仁義という心の衣に包んで成長していった。侠に生きる男達は庶民にとって頼もしかった。町に屯する不良連中などいなかった。侠の掟を破るはみだし者には厳しい制裁と破門が待っていた。町は誰にも操られない静かな安息があった。
今は懐かしい祭り囃子の笛や太鼓・屋台が並び、大小の神輿が刺青のお兄さん達に守られながら町中をうねる。町の住人総出の祭であった。お祭りの日を指折ったものである。今は祭を警察が掌握する。 
町の人々は祭が楽しくなくなった。そういえば庶民の心の隙間を埋めていた温もっていたものが、何者か見えない者の手によって抜き取られてしまったような気がしてならない。心が寒々しい。日本の明日が見えないと呟いた人がいた。同感である。

過去にもヤクザ根絶を目指した時代があった

江戸時代の初期に徳川幕府がヤクザ者を根絶しようとしたことがあった。
江戸時代初期といえば、将軍に拝謁できる身分にありながら禄高の少ない旗本たちが旗本奴を名乗り暴れまわった時代だ。これに対する町人のヤクザは町奴と呼ばれる博徒、侠客たち。旗本奴の親分だった水野十郎左衛門の配下が町奴の親分である幡随院長兵衛を風呂場で突き殺すという事件が起き、この一件により水野十郎左衛門は切腹、旗本57人が島流し処分となっている。寛文4年(1664年)、4代将軍家綱の時代の話である。
この事件以降のヤクザ者取り締まりは厳しかったが、旗本奴、町奴に圧力をかけ活動を制限すればするほど、反幕府運動が活発化し、無職素浪人が社会不安を生むようになる。こうした中、幕府は旗本奴を利用して寺子屋や武芸指南塾の開設を図り、そこに浪人も取り込んでいく。火事が多い江戸では町火消しが制度化され(享保5年1720年)、町奴がこれを請け負うようになる。
農村部での農民相手の博打打ちに対して、幕府は当初、「八州廻り(関東八州取締役)」を当て締め上げようとしたが、上州長脇差と呼ばれるご法度の一尺八寸を超える長脇差を手にする国定忠治や大前田英五郎などが活躍する。最終的に八州廻りの役人は、彼らを取り込み、十手を預けて治安維持を任せるようになる。

江戸時代の幕府は、当初こそヤクザ根絶を図ったが、それでは社会不安が増し混乱が広がるばかりだと気づき、侠客、博徒の存在を黙認し、体制下に抱き込み、ときに積極的に利用するようになっていった。
どんな社会にも「はみ出し者」「ハグレ者」が存在する。反社会的で世を破壊する者が存在する。道徳も法律も遵守できない、どうしようもない犯罪者や犯罪者予備軍が存在する。あるいは賢く社会通念はあるが価値観がまったく異なる異能の存在もある。そうした多様な存在を認め、それらが多様な社会を構成し、その多様性の中を縦横無尽に動き回る存在としてヤクザの存在が認められた。日本という国の叡智の結晶がヤクザを文化に取り込んでいった。そのシステムが近年司法により破壊されてしまった。余りにも極端に過ぎないか。彼らによって保たれていた全国の街の治安が根っこの部分から崩壊し、同時に棲み分けながら相互に支援続けた庶民文化も崩壊した。日本が冷えていく。

外国勢力による日本破壊工作が進んでいる

国内最大のヤクザ組織「山口組」が分裂した。
この分裂に関しては、基本的にカネの問題だとする分析が多数になっているが、本当の真相はわからない。一般にはかなり誤解されている面もあるが、最近のヤクザは「みかじめ料」や「恐喝」「場代」などで食っているわけではない。合法的な経済活動やベンチャービジネスにも進出している。
山口組6代目は名古屋に本部を置く「弘道会」出身の司忍(篠田建市)だが、5代目末期時代から名古屋の「弘道会」と本拠地の神戸「山健組」との間に対立があった。それが地位の問題とか不始末を犯したときの処分問題などが絡み、対立が激化していったという見方もある。
『暴対法』『改正暴対法』による警察の締め付けが功を奏したのだとする見方もある。

九州の超強力ヤクザとして全国に名を轟かせていた「工藤会」の離脱者が激増している。工藤会のトップ野村悟総裁が昨年逮捕され、警察による締め付けがますます強化されたことが原因で、組をやめるヤクザ者が増えている。工藤会ではこれまでも毎年数人が足を洗っていたようだが、今年に入って1月から8月までに31人が離脱、組員はついに500人を割り込んだようだ。国内最強と怖れられた組織も、衰退化の一途を辿っている。ちなみに工藤会は元々「対中国人武闘強硬派」として知られるヤクザだった。九州や西日本だけではない。ヤクザの弱体化、分裂騒動は関東にも広がっているという噂が強い。「山口組」は全国組織で、東京の主だった盛り場には「山口組」系列のヤクザがたくさんおり、それが分裂の煽りで抗争事件を起こすとの情報もあり、その情報が関東のヤクザ組織に微妙な圧力を与えて分裂騒動が巻き起こっているとの情報もあるが、正確なことは把握できない。
しかし重要な情報がある。司法による「ヤクザ壊滅」作戦に便乗するかのように、これらの背後に外国の勢力が蠢いているという信頼できる筋からの情報があるのだ。

「日本破壊」を狙う外国勢力

話を冒頭に戻そう。JR東日本管内で不審火事件が続発している。
不審火事件だけではない。事故も続発している。それらの事故の中には、事故ではなく事件かもしれない奇妙なものがある。それが外国勢力によるものの可能性が高まっている。
日本のインフラが狙われていると考えていいだろう。しかもこの攻撃は、攻撃を感じさせないような、じわりじわりと真綿で首を絞めるような地味な工作に終始している。

最近流された興味深い情報がある。インターネット・セキュリティ大手のカスペルスキー社が、ベルリンで開催した国際コンシューマー・エレクトロニクスショーで発表したものだ(9月6日)。
それによると同社は、アイフォンのロック解除やドアの解錠などに使える「体内埋め込みマイクロチップ」を社員の体に埋め込んだという。そのマイクロチップはガラス封止された米粒大のもので、カスペルスキーの社員の手に埋め込まれた。この社員はチップを埋め込まれた状態で、すでに半年間生活している。当初は単に普通のウェアラブル端末と同じだろうと効果に懐疑的だったが、そのうちに社員証を携行したりドアを開けるときに鍵を取り出すといった行為を忘れるようなり、「大きな可能性を感じる」と話した。
将来的には、手のひらを端末にかざすだけで買い物ができたり、駅の自動改札をくぐれるようにするという。心拍や体温などの測定・記録、個人データの暗号化などにも応用できる可能性があると発表されたのだ。

この情報を、どう受け取られるだろうか。多様性を失くし、何ものかに隷属させられ、非人間的、機械的な、ゾッとする未来を見た思いがする人がほとんどだろうが、人によっては「素晴らしい」とか「未来が開けるようだ」と感じるかもしれない。日本を破壊しようとしているのは、こうした連中である。それは東洋的なものとは完全に反する存在である。
そんな敵を相手に、個人はどう対処すれば良いのか。答えは実に簡単である。日本人であることを貫き通す。日本の文化を守り抜く。それだけである。答えとしては簡単だが、貫き守ることは至難の業かもしれない。■