斎場の資料だけでわかる!いかに川合市政が市民目線ではなかったか | 行政調査新聞

斎場の資料だけでわかる!いかに川合市政が市民目線ではなかったか

貴紙ホームページに掲載された「川越市新斎場(火葬場)またまた波瀾」を読みました。
まず驚いたのは、「報道ライブ21」で報道された資料の黒塗りです。一応「公開資料」ということになるのでしょうが、ほとんどが黒塗り。まさに、川合市政を象徴するような情報公開だと思いました。
きっと、市民が同様の情報を求めても、同じことをされるのでしょう。もう、この時点で川合市政が市民の目線に立っていないことがわかります。
誰もが一度はお世話になる斎場に、そこまで市民に隠さないといけないことなどあるのでしょうか。なぜ、自分もやがて世話になるであろう火葬炉の機種・火葬場操業監視システムといった情報を知ることもできないのか。これには怒りを通り越して、呆れてしまいます。
斎場をめぐる問題は、もはやひと昔前になる舟橋市長の時代から市民の間でもあれこれと話がありました。川合市長になって、ようやく新しい斎場が完成したわけですが、この施設には疑問を感じていました。なにしろ、敷地が妙な形をしています。いったい、どうしてこんなことになったのかと思っていたら、これも川合市長が原因だといいます。
周囲の地権者にも納得して頂いた上で建設を進めることが決まっていたはずなのに、川合市長が挨拶にも来なかったために、話がこじれてしまったというではありませんか。考えてみれば、斎場は大切ではあるけれども近所には、あまり来て欲しくない施設。ですので、周囲の住民にきちんと理解してもらうために、市長が頭を下げないといけない場面もあるでしょう。そんなこともできない川合市長は、なにを偉ぶっているのでしょうか……?
斎場の近くを通るたびに、斎場に関するいくつもの立て看板が気になっていましたが、これもようやく腑に落ちました。市民が川越市を相手に訴訟まで行ってしまうとは……。これも、川合市政の悪辣さの招いたことだと思います。
そして、貴紙のホームページに掲載されている隠蔽された和解条項によって川越市の火葬場は、清掃センターにあるゴミ焼却炉と同じ扱いを受ける死の尊厳など無視した火葬場となってしまったことに驚愕しています。我々川越市民は、人生最後は家庭ゴミと同じような扱いで燃やされて終わっていくように感じたのは、私だけではないと思います。
さて、黒塗りの「のり弁」資料は、偉ぶるだけで住民を無視する川合市政の悪辣さの象徴だと思います。惜しむらくは、この問題を取り上げた報道番組が、地上波ではなかったこと。これでは、それなりに政治や社会に関心のある人しかみることがない。それだけが残念です。
いよいよ、市長選の投票も迫っていますが、こんな悪辣な独裁者を許してよいとは思えません。このまま、川合市政を延命させれば、貴紙の報道でも触れていた、霊園の建設による不動産業者の暗躍も本格化し川合市長は、さらに甘い汁を吸うことになるでしょう。そんなことは絶対に許してはなりません。

川越市民より