弱者の叫びを知らない川合市長を許してはなりません | 行政調査新聞

弱者の叫びを知らない川合市長を許してはなりません

主人と一緒に、川合善明市長に怒りを募らせています。
迫った市長選を前にして、川合市政に対する批判が強まっているように感じています。
川合市長は、自民・公明両党の支援を取り付けて、三期目も市長の椅子にしがみつくことを目論んでいたようですが、ここに来てそれも危うくなっているように感じています。
自民党の川越支部長でありながら、除名も辞さずという覚悟で市長選に名乗りを上げた渋谷県議の登場は、一種象徴的です。支持母体の中にあっても「川合市政ではダメだ!」と考えている人が、どれだけ多いのかを一目瞭然にしたものだと思っています。
さて、川合市政の二期8年の中で、一市民として感じるのは膨大な税負担の増加です。
川合市長は就任直後の2009年に、いきなり上下水道料金の値上げを決定しました。さらに、市立高校の授業料も値上げ。都市計画税も増税。保育料も値上げ。学校給食費も値上げと、次々と公共サービスの市民負担を増加させてきました。
もちろん、負担に対して市民のサービスが増加するならば問題はありません。ところが、負担が増えたにもかかわらず、公共サービスは次々と悪い方向へと向かいました。
健康長寿奨励金の廃止、在宅障害者の手当の制限、在宅介護者の手当廃止、就学援助の認定基準の見直し、介護保険料の値上げなどなど……。
とにかく川合市政になってから一市民として感じているのは、この川合市長という人物の弱者への厳しさです。「血も涙もない人ね」とお母さん方と話しています。
なにしろ川合市長が廃止や制限を行っている公的負担というのは、どれもが社会が支援しなければならない人にあってしかるべきサポートに関するものです。すなわち、川合市長には、弱者を思いやる気持ちというものがまったく欠けているということでしょう。
この負担の増加の中で、私もこの川合市長がどういう人物かを調べました。父親も市長。早稲田大学を卒業後は、長らく弁護士として活動。市内にある自宅も豪邸というべき面積の広いお屋敷。なるほどなあ……と思いました。
そもそもが裕福な家庭に育ち、一流大学を卒業してエリートとして歩んできた人生。社会には貧しい中でも必死に生きている人々がいること。行政が手を差し伸べなければ、憲法が述べるところの最低限度の文化的生活をおくることも困難な人が数多くいることなど、まったく知らずに生きてきたのでしょう。そして、川合市長の頭の中にあるのは、父親と同じく市長となることで自分の人生に箔をつけようという思いだけ。いずれは勲章をもらい、輝かしい人生を終えることなどを夢想しているのでしょう。まったく呆れたものです!
自分の欲求を満たすためだけに市長になった人物が、あと4年も椅子にしがみつき続けようとしているのですから。そして弱い市民を顧みずにこの市長にゴマをすり、甘い汁を吸っているという人達も多数いるという現実。こんな腐った市政をこれ以上続けさせてはならないと、本気で腹が立ちます。
渋谷さんガンバッテ下さい。渋谷さんの「骨太宣言」も義務教育の給食費無料化には賛同を送ります。こんなヤツを、これ以上、のさばらせてよいのか!これは夫の発言です。
市長選で、反川合市政を掲げる候補の健闘を願って止みません。

一主婦より