目的なく金を貯め込むだけの財政素人・川合市長 | 行政調査新聞

目的なく金を貯め込むだけの財政素人・川合市長

投書をお取り上げ下さって有り難うございます。
川合市長が初めての選挙に出馬した時に、やたらと市の債務などの財政の問題を取り上げたことを覚えています。とりわけ川合市長は、前任の舟橋市長の時代に積もり積もった借金を、どうにかしなくてはと考えていたようです。
川合市長になってから、小中学校の給食費値上げや介護保険料の値上げなど、値上げに次ぐ値上げ。さらに各種の手当てがどんどんと削減されていきました。これも、市の財政を健全化するためには仕方のないことかと思っていました。
ところが、どうもおかしい?そう考えて、市長選を前に様々な市議や政党が開催している市民向けの集会などにも顔を出してみました。
するとどうでしょう。ある政党の集会でもらった資料によれば、舟橋市長の最後の年である平成20年度の市の借金は814億2704万円ということでしたが、これが平成27年度には975億7890円と161億円も増加しているというのです。
市民の負担を増やして手当を減らしているというのに、借金が減るどころか増えているのは、おかしい。そう思ってさらに聞いてみると、市の貯金にあたる基金という形で貯め込んでいるというではありませんか。こちらは平成20年度には78億988万円だったのが、平成26年度には93億77万円と14億円あまりも増加しているというのです。まったく意味がわかりません。

川合市長は一期目から税金を増やし各種の市民の負担も増やしました。これも、市の借金が多いために市が破綻しては元も子もないから仕方がないと思っていました。でも、そうではないのです。川合市長は、基金という形で使うアテもないままに貯金を貯め込むことに執心してきていたのです。もちろん、いざという時に備えて市が貯金をしておくことは重要です。とはいえ、貯金をしているにも関わらず借金は増えてしまっているのです。
それでいて市民の負担も増えるばかりとは、いったいどういうことなのでしょうか?
明らかなのは、川合市長が二期8年も市長の座にありながらも、財政にはまったく素人であることが露呈したということでしょう。
なによりも、なんら将来の目的もないままに市民から奪った金を貯め込んで満足している姿勢は批判されなければならないと考えています。
もしもこのお金が市民のために使われたなら、どれだけの人が日々の生活が楽になるでしょうか。せっかく税金を取られるのならば、よりよい市長に本当に役に立つために使って貰いたい!少なくとも、川合市長は川越の市長に相応しくないと思います。

一主婦より