川合市長の三選はあってはならない!有力な対抗馬を求める! | 行政調査新聞

川合市長の三選はあってはならない!有力な対抗馬を求める!

いよいよ、川越市長選が来年1月に迫っています。ここに来て驚いたのは、29日に川合善明市長の有力な対抗馬と目されていた元参院議員の山根隆治氏が、がんの闘病を理由に出馬を断念することが報じられたことです。
これまで自主投票としながらも、山根氏への支援が篤かった民進党は混乱しているようですが、市民はもっと混乱しています。現在、市内の自民・公明両党は川合市長を推薦することを表明しています。このままでは、川合市長が三選してしまう可能性が高いからです。

最初に川合市長が立候補した際には、これから新しい川越市がつくられていく期待もありました。しかし二期8年の川合市政は惨憺たるものでした。川合市長は、火葬場の建設や駅周辺の再開発など、様々な業績を喧伝しています。
でも、長らく川越市に住む住民からしてみれば、それが虚飾に満ちたものであるのは一目瞭然です。なぜなら、そうした業績のほとんどすべてが、前代の舟橋市長から引き継いだものでしかないのですから。

それだけならば単に実行能力のない、お飾り的な市長ということで、諦めもついたでしょう。ですがこの間、川越市内に配布されている行政調査新聞号外を見て、こんな人物に市長をやらせていてはいけないという思いが強くなりました。
㈱カナイ消防機材に対し川越市は38回に渡る「連続落札談合行為の便宜供与」をはかっていたというが、それです。自身の後援会の有力者に対して利益を供与している。こんな、あからさまな不正がまかり通ってしまうのはなぜでしょう。
川合市長は、こんなことをしても市民が気づくハズはないと考えていたのでしょうか。だとするならば、市民はバカにされたわけです。そのことを市民は怒らなくてはならないと考えています。

残念なことに、これは全国で毎日のように起こっている政治スキャンダルの中では、極めて小さい事件のようです。そのためか、大手マスコミによって報じられることはありません。行政調査新聞のような市民の側に立つ志ある報道機関が、地道に知らせていくしかない問題のようです。
ただ、全国紙に報じられたりしないからといって、これが許してよいわけなどありません。
市役所の中でも、川合市長は行政調査新聞の一連の報道を目にして職員に、八つ当たりする一方で「大したことじゃあない」と、うそぶいているようです。
きっと、まだ行政調査新聞以外のマスコミがかぎつけてこないことが、彼にとって唯一の救いとなっているのでしょう。

だが、そんな楽観的な考え方が、いつまでも続くハズがありません。なぜなら、志のある市民・郷土である川越を誇りにしている市民は、川合市長に対して怒り心頭です。中には、配布された行政調査新聞を自分でコピーして配っている方もいるようです。

もう、市長選まではあまり時間がありません。
川合市長にNOを告げるための有力な候補者が誰か手を挙げてくれないのでしょうか。
それを心待ちにしています。

一市民より