川越市役所、令和3年春の怪!! | 行政調査新聞

川越市役所、令和3年春の怪!!

GoTo 不可解人事異動?!

4月1日、令和3年度の川越市職員の人事異動が発令された。言うまでもなく市の人事異動は、市長の意思決定そのものだ。川合市政新年度の人事異動には川合善明市長の論功行賞が大いに反映されるだろうとの噂が、市政関係者の間には流れていた。
昨年12月の全市議一致の否決、市長選、そして4期目市長として初の3月議会を経た後の人事異動となれば当然だ。
ところが結果は、関係者が「特に変わったところは見受けられない」と感想を漏らす平穏な人事だったという。たとえば昨年の人事異動では、議会事務局のベテラン職員やリーダー格の職員を異動させ、議会関係者より「こんなに職員をいっぺんに異動させて、議会をスムーズに進めることができるのか!」と不満の声があがるなど、川合人事は気分次第、思惑次第と思われる異動が目立っていた。
これまでと比べて4期目市長初の人事は「おとなしい」というわけだ。だが本当にそうだろうか?国政で迷走を続ける「GoTo政策」だが、川合市政ではさしずめ「GoTo不可解人事」から新年度の幕が開く。本紙は一見「控えめ」に見える新年度川合市政人事の周辺事情を、市議と市政関係者たちに取材した。春の怪とでもいうべき、変わったところがないようで不可解な人事異動を発令した川合市政の思惑とは何か?

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