市政演説に続いて 川合市長の「コロナ無知」
「蔵里」管理指定者問題のグレーゾーン
この3月議会が注目されるべきは、やはり、多選自粛を廃止してまで4期市長の座に執着した川合善明氏の政策以前に「政治家を名乗る資質」が問われる点である。
多選自粛を押しのけて出馬した際の川合市長の説明は、「コロナ禍」対策だ。
4期目市長に当選したからには、多選自粛破りを批判した市長反対派でも思わず膝を打つような「具体的な対コロナ施策」を発表するのかと思いきや、議会初日の市政方針演説は、まるで内容がない「役人の作文の朗読」で、ただのひとつも具体的な「コロナ施策」を示せなかった川合市長。代表質疑(市議の各会派代表による市政方針への質問)に入っても、市長の答弁はどこかで見聞きしたような「借りモノのフレーズ」を繰り返すだけで、とてもコロナ対策の舵取りを担う姿勢など感じられない。
2月25日の代表質疑、26日の「蔵里」指定管理者選定議案の質疑の様子をお届けする。