福 山 辰 夫
獄 中 記
<福 山 辰 夫>
第 二十三 回
皇紀2656年 【平成8年・西暦1996年】
4月4日 (木)
二十四節気の一つ「清明」。
作業中、菅野看守部長に呼ばれると平成8年度第12工場の副文化委員に指名される。此の役は特段やる事がないので、昨年度に引き続き快く受諾。因みに、正文化委員は無期囚+13年の桜きなこ。昨年と全く同じ面子。
4月5日 (金)
「人」紙に投稿する短歌作品原稿を教育部に提出。
真冬でもメリヤス着ない囚人(とも)よりも5歳も下の吾れはまだ着る
歌詠める心が視野を広げると教えし友は今朝方出所す
等、作品9首。 還房後は閲読期間継続本1冊と、下附本で「仁義の桜暦」(藤田五郎著・青樹社=*藤田五郎の遺作)1冊が手元に届く。
4月6日 (土)
午前中は「世に棲む日々(三)」(司馬遼太郎著・文春文庫)を心読。
午后のテレビVTR視聴(13時から14時30分迄)は、「大地の子 第6部・父と子」(NHKエンタープライズ製作、主演:仲代達矢、上川隆也、田中好子他・原作:山崎豊子)。残留孤児として生きる陸一心(ルー・イーシン)だが、その生き様の過酷さに滂沱。獄中に6年も暮らすと感情の起伏が烈しくなるのだろうか?否、残留孤児という境遇を平和な時代に育った我々の年代には身に染みて分からないからだ。夕方のTBCラジオ「スポットニュース」で、東京は染井吉野が満開と報じていた。当所の桜は未だに咲いてもおらず。
4月12日 (金) 曇りのち雪
官本交換日(*夜間個室の貸与は、1人3冊迄)。
賞与金教示有り、3等工5割増11割の4,863円。
今日も寒い一日也。もう4月中旬だというのに日中は霙が降り、夕方からは雪になる。小生は肺が悪いので、特に風邪を引かぬ様に注意。
4月13日 (土)
午后のテレビVTR視聴は、「大地の子 第7部・長江」。愈々、最終回。
最後のシーンで、陸一心と実父である松本耕次の二人が、長江の三峡下りをして親子水入らずの時を過ごす。松本は一心に「日本に帰って来ないか」と問い質すが、一心の答えは涙ながらに「私の父や母はこの大地、私は大地の子」と呟き、育ての父母の祖国に残る事を決意。正に感動の瞬間であり体が震え滂沱の涙。山崎豊子の原作本を読んでいたので、改めて映像になって見ても作品の良さが分かる。社会に帰ったらもう一度見たい作品の一つ。
4月15日 (月)
所内機関誌「あをば」に投稿する詠草を教養部に提出。
寒戻り季節外れの雪降るも地表に融けて積もることなき
等、作品6首。
4月16日 (火)
午后1時30分頃、工場担当に呼ばれて食堂へ入ると会計課の職員より、「本日、君に現金書留が届いたので確認して欲しい」と手渡される。差出人は実父からで、現金50万円と便箋一枚が同封されていた。地獄の沙汰も金次第とは良く云うが、刑務所暮らしも結構金が掛る。
毎月の賞与金では生活出来ないのが現状で、誠に有り難い事也。
4月17日 (水)
午前中、分類課の職員に呼び出され食堂へ。既に、テーブルの上に「暴力団に対するアンケート調査」と題する用紙が置かれ、職員より君が暴力団に対して思っている事を記入してくれと言われ、アンケートの問いに対し回答する。
還房すると、昨日届いた現金書留の封書と書信が手元に届く。
父の便りに拠れば、先日木元の姐さんが岐阜刑務所に服役する兄貴と面会した折、宮城の辰に百万円を差入れする様に言付かり、実家に届けて呉れたという。只、一遍に送金しようとしたら現金書留の最高額は50万円迄なので、取り敢えず半分だけ送金したとの事。
追伸で今度の面会時に、残りの50万円を窓口で差入れするとあったが、現時点で数百万円以上の領置金を所持しているので、次の便りで断りの文を書くつもりだ。大体、兄貴自ら岐阜刑で懲役15年を務める身である。
今も小生の事を忘れずにいて呉れるだけで、十分胸に熱いものが込み上げてくる。夕方のTBCラジオ「スポットニュース」で、本日仙台で桜(染井吉野)が開花したと仙台気象管区が発表。漸く、陸奥仙台にも春の訪れ。
4月20日 (土)
10時から11時30分迄、慰問演芸「津田耕治・泉ちどりショー」が催される。出演者は津田耕治・泉ちどり・イケイケガールズ。司会は藤則江さん。
今回の演芸は赤石茂(住吉会親和会光京一家・邑楽貸元)おじさんへの慰問で。
興行を入れたのは光京一家二代目の遠藤幸雄総長と大島一家八代目の小室武平総長と本人が言っていた。
ショーの冒頭でイケイケガールズの衣装とダンスに、皆が熱い視線を送っていたが、残念な事にメンバーの内、急遽一人が病で昨日入院してしまい、本来は3人グループなのに2人だけのステージになってしまったと謝っていた。小生も当所に来て丸4年になるが、比較的住吉会関係は有名どころの慰問が入るので楽しみにしている。午后は臨地に勤しむも、途中頭刈りの為、出室。夜はテレビ視聴を行い、就寝。
4月23日(火)
13時30分からの運動は、「ソフトボール大会・予選リーグ」で13工場と試合。小生は、センターで2番打者として出場。個人結果は2打数1安打1打点も、試合は2対6で完敗。相手の13工は2年程居た古巣で、顔見知りが多く遣り辛い。ピッチャーのМ田さんは同室だった誼で打たせて呉れたようだ。ベンチにも上原さん、前粟蔵氏(沖縄旭琉会)と敵である小生に声援を送くるので、却ってこっちの方が照れ臭かった。
4月26日 (金)
13時、両親と姉が面会に来る。姉も高校時代に書道をしていたので、現在小生が受講している『圖南書道』の話題に花が咲く。
帰りに、半紙・条幅用紙(半切)・本3冊と『日刊スポーツ』(3ヶ月分)を代払で差入れして頂く。誠に感謝也。明日から中3日を挟んで「黄金週間」が始まる。小生には、臨地・読書・勉学とやる事は多い。夕方の私本配付では、下附本の「大吼10月号(1995)」(㈱大吼出版)が手元に届く。
4月30日 (火)
昨日で「冬季処遇」が全て終了。出役時に、毛布一点と敷毛布一点の引き上げを行う。予定表では『古城漢字(2班)』の実施日であったが、教育課の都合より2日(木)に延期となる。
5月1日 (水) メーデー
朝一番目(8時40分~)の運動時に「避難訓練」を実施。
還工後、「分類課」の呼び出しが有り、保護観察官と面接。決して仮釈が間近とかでは無く、刑期を半分近く務めた長期受刑者に対する定期的な面接で、過去の犯罪歴から暴力団組織に加入した経緯、今回の事件に対して現在の心境や出所した後の生活・将来について監察官と一問一答するもの。
執拗に組織から足を洗う気があるのかと問うので、其の気持ちは無いですとやんわりと断わる。只、出所後は右翼活動を行うと話したら、それは大いに結構となり、保護観察官にしては中々の右寄りで、最後は右翼談義で面接を終える。保護観察官曰く、堅気になる、成らぬは個人の問題だけど、現役の儘では仮釈は貰えないよ…。それでしたら私の分の仮釈は欲しい人にやって下さい、飽く迄も信念を貫きます。
5月2日 (木)
父宛に便りを出す。発信内容は先月26日の面会の御礼と、残りの50万円は差入れ不要の旨、次の面会で差入れて欲しい物品の注文を認める。
昼餉後、過日延期となった『古城漢字(2班)』が実施され、2級テストを受ける。テストには八王子のT(11工・八王子抗争)が来ていた。最近は11工場で、何とか落ち着いて務めていると聞いている。Tを18歳の時から知っているが、根は好い奴。ジギリを賭けたのだから頑張って欲しい。
5月5日 (日) こどもの日
今日は、端午の節句であり、24節気の一つ「立夏」。
午前中は「大吼10月号」(㈱大吼出版)を心読し、午后は臨地に勤しむ。
尚、昼餉時に「こどもの日」の祝日菜として「柏餅」(2ケ)の給与有り。夜のテレビ視聴は、NHK大河ドラマ「秀吉」。
5月6日 (月) 振替休日
黄金週間・最終日。午前中は臨地に勤しみ、午后は総集行事にてテレビVTR視聴有り。「北の国から95秘密」「防災テレビ」の2本立て。
「防災テレビ」は、宮城刑務所が制作した非常に御粗末な代物。
12工場の作業場面(シーン)で、背中越しにミシンを踏む懲役は小生であり、何時の間に撮ったのだろうか?然し、連休はあっという間に過ぎてゆく。 「Time is money」(時は金なり)
5月7日 (火)
「人」紙へ投稿する短歌作品の原稿を教育部に提出。
一年半馴れるミシンを譲りたりわが癖消えて囚(とも)の癖付く
等、作品10首。
5月9日 (木)
父から郵送で差入れの小包みが届く。品物の内訳は「カラータオル10本・シャープペンシル2本」。先達ての便りで注文していた本等。
5月13日 (月)
「あをば」誌に短歌詠草6首を投稿する。
わが元に差入れ送る人ありてただそれだけで感謝いたせり
先頃、木元姐さんが届けて呉れた百万円に対する小生の心境を詠んだ歌を投稿させて頂く。官本交換日。
5月14日 (火)
賞与金の教示が有り、3等工5割増11割の5,563円。
5月15日 (水)
10時25分より「ソフトボール大会・予選リーグ」、対8・15工連合軍との試合が行われ、今日はセンターで5番打者として出場。個人結果は1打席1四球0打点。試合結果は0対3で敗退。矢張りチームワークが悪く、既に1試合目を落しているのも原因の一つ。皆で勝とうという気持ちが無く、斯の程度の連合軍に負ける様では情無い限り。
5月18日 (土)
10時から11時30分迄、慰問演芸有り。大畑プロダクションに依る「田中収&ニックニューサ歌謡ショー」が講堂に於いて催される。
今年は、大畑プロが当所に慰問を入れ始めて10年目の節目という事で、今回は田中収&ニックニューサ、いずみよしえ・梢菜見子・石川のぼる(ものまね)、にわそうじ(司会)のメンバーで構成。トリで田中収&ニックニューサがメンバー紹介を終えると、ボーカルの田中収が看守の方に向って、「責任者の方にお願いがあります。私のステージだけ受刑者の皆さんに、曲に合わせての唱和と手拍子する事の許可を下さい」と願い出た。
数秒の間があり所長のOKサインが出た瞬間、講堂内に「おおぉー」と懲役の声が響き渡る。すると懲役を囲む配置で立会の警備隊職員が、お前ら調子に乗るなよと言わんばかりに睨んでくる。ステージも佳境に入り「サチコ」と、ラスト曲「お祭り騒ぎ」では全員が手拍子を取り、唱和する大盛況のうちに閉幕。
公演終了後、大畑プロ社長以下出演者全員に『特別表彰』を所長自ら授与を行い、大畑プロ社長からはビデオ3本が当所に寄贈される。この毎年恒例となっている大畑プロの慰問は、仄聞する所に由ると、土浦の松葉会小島一家の人間がジギリで当所に務めていて、其の関係から親分が慰問を入れているという。
年に一回とはいえ10年間続けるのは並大抵の事では無い。その若衆さんも親分のお心遣いを汲み取り、長い刑に服す日々の励みとしている筈である。
午后は臨地に勤しみ、読書。夜はテレビ視聴。
5月23日 (木)
13時30分頃から分類課の下調べが有り、食堂の中で担当者と話す。
会話内容は、現在の状況や暴力団組織からの離脱の件。
先日の保護観察官との面接内容を引き合いに出してくるので、今もその意志に変わりませんと答える。分類の職員も「福山君、此処を早く出る為に堅気になれ」の一点張りで、互いに並行線の儘、終了。
5月24日 (金)
圖南書道會に出品する作品を教育部に提出。購読している『日刊スポーツ』に拠ると、昨日の午后に皇居生物学研究所の水田に、今上陛下が恒例の田植えを行い、今年の豊作を御祈願なさったという記事があった。
5月25日 (土)
9時30分から10時30分、講堂にて「花まつり」が催され出席する。
仙台仏教会会長の門脇先生以下6名の僧侶に依る「般若心経」を読経。読経の中、参列者全員が順次焼香。其の後30分程、門脇先生の法話を拝聴。法話の内容は、御釈迦様は「縁起」ということを説かれた。
我々が生きているということは、生命の誕生からずっと続いている「縁」に拠ってであり、御先祖の中の誰一人でも欠いて居たら現在の自分は存在して居ないと…。つまり父母にも共に父母が居り、その父母たちにも共に父母が居る。その命のバトンを自分の両親から二十代遡ると二百九万七千百五十人もの御先祖様の存在があって、今の自分が存在する。
法話後は、地元『聖和女子学園・舞踊部』の民族舞踊とジャズダンスの踊りを拝見。午后は臨地に勤しみ、読書・ノート整理。夜はテレビ視聴。
5月26日 (日)
10時から11時迄『短歌会』に出席。
今日は、当所に於いて扇畑忠雄先生が50年以上も教えている歌会の様子を取材したいと、NHK仙台放送局からの要請があり撮影に至ったらしいが、何時も以上に緊張する歌会となる。ディレクターより予め「受刑者皆さんの顔にはモザイクを入れ、声も変えて放送されます」と説明を受けたものの、カメラが動く度に意識してしまう。先生も初めは固くなっていたが、徐々に何時もの辛口批評となり「短歌は材料と着想(心に浮かんだ工夫。思い付き)が必要で有る」と仰っていた。
今月の自詠歌は
桜見て思い出される幼き吾(われ)祖父に連られ拝す靖國を
と詠む。先生曰く「拝す」という表現は固い感じがするので、「拝(おろが)む」とか「詣でし」にした方が良いと添削を受ける。同じく出席者の詠んだ歌も一首ずつ添削され、残りの時間は短歌に関する疑問や質問を先生が答えて下さり、「今の季節は新緑にて材料も豊富なので、皆おおいに作歌に励んで頂きたい」と締めて散会。
帰り際に同囚の誰かが、撮影を終え片付けをする『NHK仙台放送局』のスタッフに放送日は?と聞くと、この撮影は扇畑先生にスポットを当てた特番です。放送日は未定ですが「全国放送」で、放送時間は深夜枠になりますと爽やかに話すスタッフ。嗚呼、懲役は寝ているから誰かに録画して貰わないと視聴出来ないんだよぉーと、心の声で叫んだ。
午后は臨地勤しみ、読書。夜のテレビ視聴は、NHK大河ドラマ「秀吉」。
5月31日 (金)
夜間個室の液体洗剤・固型石鹸・スポンジクリーナ・タワシの一斉交換有り。昼餉後、12時20分から12時40分迄『古城漢字(2班)』。20級から始まった漢字テストも今回で一級を受けることとなり、一度も不合格にならず今日迄来たが、此れも多少なりとも努力の賜物也。
尚、一級は通常テストの読み書き「20問」が倍の「40問」になる。間違いは4問迄OKというが、受けるからには満点を取る意気込みで臨む。テストの結果は、後日発表される。
6月4日 (火)
刑務所機関紙「人」に投稿する短歌原稿を教育部に提出。尚、先日実施された漢字テストは無事合格。工場の食堂で、教育部長より「古城漢字終了証」の交付及び記念品のノート(1冊)が授与される。
6月6日 (木)
『書道教室(3班)』(12時20分~1時20分)に出席。秋田のSさん・栃木一家の岡田さんも元気そうだった。
6月9日 (日)
日中は、読書・書道・勉学に勤しむ。夕方のラジオ放送で、東京が梅雨入りしたと報ずる。夜のテレビ視聴は、NHK大河ドラマ「秀吉」。
渡哲也が演じる信長は好い。歴代最高である。
6月10日 (月)
所内文芸誌「あをば」に短歌詠草5首を教育部に投稿する。
賞与金の教示有り、3等工5割増11割の5,393円也。
6月12日 (水)
宮城県民防災の日に因み、当所に於いても「総合避難訓練」と称する全工場参加の訓練を実施。(11時~11時25分)
6月23日 (日)
9時30分より、講堂に於いて「第40回宮城刑務所物故者慰霊祭・安全祈願及び大祓式」が斎行され出席する。「大祓(おおはらえ)」の神事は古来、6月と12月の晦日に行われる。特に6月の大祓を「夏越(なごし)の祓」といって、各地の神社では茅の輪をくぐらせて祓い浄める神事を行う。
我が国に於いても、古人(いにしえびと)は、血の穢、死の穢と穢を非常に嫌い、而して大陸から伝わった陰陽道等と相俟って、大祓の習慣が生まれた。
同様に、3月3日の雛祭が催されるのも、人形に己の罪や穢を託し、燃やしたり水に流したりした事が始まりである。亦、言霊(ことだま)というのも日本だけで無く同じ様なものが世界各地で見られるらしい。
今回、40回という節目を迎え,鬼頭から「鬼頭・心鼔会(結成10周年)」の皆さん方に依る「創作鬼面太鼓」を披露して頂く。講堂内に各種太鼓の音が響き渡り、矢張り日本人故に血が騒ぐ。午后からは臨地に勤しみ・読書。
夜のテレビ視聴は、NHK大河ドラマ「秀吉」。
6月24日(月)
所内文芸誌「あをば」に投稿する。
随筆作品「ポル・ポト死去!―世界を識る―」の原稿を教育部へ提出。
過日の『讀賣新聞』の記事を題材に原稿を起草する。死亡説があるポル・ポト元首相だが、どうやら生存しているらしい。カンボジアを語る意味で今回の記事を参考にして、思う儘に文章を起こして見た。
6月26日(水)
本日より、処遇の一部が変更され「夏期処遇」となる。
処遇は例年通りで、夏用衣類の着用・夏靴下(*工場のみ2足)等の着用が認められる。
6月30日(日)
『短歌会』に出席。(10時~11時30分・出席者10名)
扇畑忠雄先生は「京都帝国大学」を卒業。現在「東北大学」の名誉教授で、短歌結社「アララギ」の同人。その師は“土屋文明”と経歴だけでも凄い。歌会の冒頭の話しで旧暦6月は「みなず(づ)き」というが、漢字では「水無月」と書く。本来の意味は「水の月」で、「水を田に注ぎ入れる月」との意から、水が多いという意味である。
然し、シャバに居たら下拙の如き穀潰しが、先生の様な人物に接する機会なんぞ、先ず無いに等しいだろう。いま囚獄(ひとや)で短歌を教わり、その謦咳に接する事で得る知識と教養。不自由な日常にも尊き自由が在ると識る。
午后は臨地・読書・思想研究に勤しみ、夜のテレビ視聴は、NHK大河ドラマ「秀吉」。