森友学園疑惑…? 豊洲市場問題にも通底する川合市政の闇の奥 | 行政調査新聞

森友学園疑惑…? 豊洲市場問題にも通底する川合市政の闇の奥

メディアによる連日の報道で見ない日がない、東京・豊洲市場問題と大阪の私立学校・森友学園を巡る疑惑。これら一連の報道については、今更ここに詳述するまでもないだろう。ただ、いずれの問題でも人的関係図のどこかに官の影がちらつき、核心部は民の手には届かない「闇の奥」にある点が共通する。
森友学園問題に至っては、先週3月8日、9日頃からネット上で謀略の疑惑が拡散され始めた。森友学園建設地の8億円値引きの根拠とされた「大量のゴミが埋まった土」の搬出を請け負った土木工事業者社長が「自殺」したというニュースである。ネットでは、権力側が窮地に立たされる時に起きる、関係者やジャーナリストの不審死に同様の、本件も森友学園の闇の奥を守らなければならない勢力による「口封じ」であり見せしめではないかとの噂が飛び交っている。
森友学園を巡る疑惑については、同校入学予定だった児童保護者の証言ひとつでさえ大きく取り上げられるほどの森友フィーバーの中で、疑惑の中枢であるゴミ土壌を搬出したと証言した社長の「自殺」という衝撃的なニュースを、どうしてマスコミ各社は取り上げないのだ?その理由は簡単だ。メディアの誰もが、それを「自殺」だとは信じていないからだろう。
何故にメディアは当該事実関係を掘り下げ得ないのかは、メディアの「究極の目的」の挫折である。「闇の奥」に棲む者たちに命を狙われたくないと本気で考えているならば、社会の木鐸どころか只の野次馬に過ぎないのだ。

メディアによる連日の報道で見ない日がない、東京・豊洲市場問題と大阪の私立学校・森友学園を巡る疑惑。これら一連の報道については、今更ここに詳述するまでもないだろう。ただ、いずれの問題でも人的関係図のどこかに官の影がちらつき、核心部は民の手には届かない「闇の奥」にある点が共通する。
森友学園問題に至っては、先週3月8日、9日頃からネット上で謀略の疑惑が拡散され始めた。森友学園建設地の8億円値引きの根拠とされた「大量のゴミが埋まった土」の搬出を請け負った土木工事業者社長が「自殺」したというニュースである。ネットでは、権力側が窮地に立たされる時に起きる、関係者やジャーナリストの不審死に同様の、本件も森友学園の闇の奥を守らなければならない勢力による「口封じ」であり見せしめではないかとの噂が飛び交っている。
森友学園を巡る疑惑については、同校入学予定だった児童保護者の証言ひとつでさえ大きく取り上げられるほどの森友フィーバーの中で、疑惑の中枢であるゴミ土壌を搬出したと証言した社長の「自殺」という衝撃的なニュースを、どうしてマスコミ各社は取り上げないのだ?その理由は簡単だ。メディアの誰もが、それを「自殺」だとは信じていないからだろう。
何故にメディアは当該事実関係を掘り下げ得ないのかは、メディアの「究極の目的」の挫折である。「闇の奥」に棲む者たちに命を狙われたくないと本気で考えているならば、社会の木鐸どころか只の野次馬に過ぎないのだ。

孤高のサムライ・渋谷実元埼玉県議 その価値は「戦う勇気」の体現だった

本紙では先の川越市長選挙で2位となった元埼玉県議・渋谷実氏の政治理念に喝采を送って来た。繰り返して述べることだが、渋谷元県議はそのまま県議でいれば保証された残りの任期と数千万円の議員報酬を捨ててまで、川越・川合市政の腐敗を糾すべく市長選挙に討ち入った、まさに孤高のサムライである。それは渋谷氏が自衛隊の出自であることと無関係ではないだろう。現代では、国の為に奉仕するという考え方は短絡的に軍国主義に関連付けられるが、私利を捨てても公益に資するという思考は、そもそも軍事的なものではなく、アジア民族文化が共有する弱者救済の義の思想に源流を辿る。
誰でも口先ではキレイごとは言える。だが、現実に埼玉県議であった渋谷氏の立場にいて、川越市民のために社会的な地位と実利を捨てて、不利を承知で選挙戦に名乗りを上げることなど、凡百の精神性では実行できないだろう。
川合市長自身とその後援者たちは「圧倒的な大差」で、渋谷氏に勝利したことを誇らしげに喧伝している。だが、それは問題の本質を見誤っている川合陣営の慢心でしかない。
先の選挙戦に於いて、渋谷氏が川越市民に示した最大の価値とは「戦う勇気」なのだ。名誉と地位も捨てて、すべてを失うことも覚悟で、だが腐敗した行政に毅然と戦いを挑む、その姿勢を自身で体現したことこそが渋谷氏の底力であったのだ。
本紙は直言する。仮に川合市長に関連する「利権」が市民社会になかったならば、川合市政の3期目はなかっただろう。それを裏付ける匿名情報が本紙に寄せられた。

市長選挙戦の直前にあった不可解な落札?!

今のところ仮名とするが、渋谷実氏の後援会幹部X氏は川越市下で建設関係会社を経営している。X氏は、埼玉県議としての渋谷氏の後援会の指導的立場にあったが、渋谷氏の川越市長選立候補に強く反対したという。おそらく、市長選では渋谷氏が負けると読んだX氏からすれば、県議を辞めた政治家ではない渋谷氏を後援するメリットがなくなるからだろう。しかし、渋谷氏の決意は固く、同氏は2016年12月に川越市長選挙に出馬した。
ところが、水面下では渋谷氏も想像しないことが起きていた。渋谷氏が出馬表明する直前の2016年11月下旬、渋谷氏後援会のX氏経営の建設会社が、総額1千万円を超える2件の川越市公共事業を落札していたのである。同時に、X氏は渋谷氏の選挙戦に積極的な参加をするどころか、事実上「しぶや実後援会」の活動を放置したというのである。渋谷氏の関係者に事実関係を確認すると「渋谷さんは、選挙は終わったのだし、仮にも自分の後援会の人間のことを、あれこれ言いたくはないと黙して語らずの姿勢です。ただ、X氏の会社が落札したことは事実です」と短く答えた。
本紙に寄せられた情報では、X氏経営の建設会社の突然の連続落札は、渋谷陣営の分断を謀るべく川合陣営が仕掛けたものではないかと囁かれている。渋谷氏の有力後援者であったX氏を、川合陣営に取り込むために公共事業の落札という利益供与で誘惑したというのである。昨年11月下旬といえば、選挙戦真っ只中の時期である。事実であったとしても不思議ではない。特に、これだけ疑惑のオンパレードを堂々と披露する川合市政であればなおのこと。
勿論、これらのことは冒頭に記した森友学園や豊洲市場問題と同じく、すべては「闇の奥」にある。だが、本紙のような地域密着型の言論活動を長年続けていると「火の無い所に煙は立たぬ」という諺(ことわざ)の現実性を痛感することが多々である。

沈黙の「コレクト行政」が意味深なコメント

さて、選挙前の川合市長糾弾と言えば、さいたま地検に川合善明市長を刑事告発した任意団体「コレクト行政!連絡協議会」の、その後の動きはどうなのか?当の告発が「受理でも不受理でもない」とのコメントを本紙に回答して以来、同協議会のホームページでも情報は更新されていない。
本紙はメールで「コレクト行政」にその後の活動について質問した。本稿に掲載許諾を得らえた一問一答が以下である。

本紙:
検察庁への川合市長告発は、その後、どうなったのか?
コレクト行政:
以前、お答えした通りです。捜査機関からの要請で外部への情報公開を控えています。
本紙:
それは川合市長に対する捜査が始まるという意味か?
コレクト行政:
そのような情報は私たちに知らされません。ただし、来月4月中旬から遅くとも5月前半に、私たち「コレクト行政」のホームページで、ある発表があります。これについては、噂を聞きつけた一部マスコミが私たちへの取材を希望していますが、取材を受けることになる場合でも4月以降になります。

「コレクト行政」の思わせぶりな対応には気を揉むばかりだが、川合市長とコレクト行政を巡る何かが水面下で起きているような印象を受ける。
本稿冒頭の森友学園、豊洲市場問題を川越・川合市政の疑惑に照射してみよう。
この種の疑惑につきまとう争点とは、常に「カネ」である。逆に言えば、カネが動いていないならば官民癒着は問題ではないかのような論調だ。国民もマスコミも、ここを間違ってはいけない。森友学園も豊洲市場も、疑惑を追及されている川合市長問題も、糾すべき根っこはカネではない。真の問題は、カネのためには主権者(市民・国民)を騙しては、なし崩しにする「ニセ主権者」である官と政治家による社会秩序の紊乱(びんらん)なのだ。カネでは動かなかった川越市の渋谷実氏のような政治家が国政にいれば、森友学園問題のような日本の醜態は招来しなかったであろう。川合市政の市民騙しが、いつまで通用するか。コレクト行政のミステリアスなコメントと共に、その行方が楽しみである。