川合善明市長とその後援者が、川越を黒く塗りつぶした! | 行政調査新聞

川合善明市長とその後援者が、川越を黒く塗りつぶした!

官製談合フリーパスの犯罪天国・川越にようこそ!
お楽しみはこれからだ!

本年、1月22日は、川越市にとって後に大いなる後悔の日として語り継がれることになるだろう。川合善明市長が当選し3期目の市長として居座ることになったその分岐点だからである。
川合市長は早速、自身のブログで次のような勝利宣言に浮かれている。

『お陰様で、渋谷元県議に4万票の差をつけて圧勝することができました。市民の皆様の良識ある判断に勇気づけられるとともに、今後も皆様の為に働かせて頂ける事を感謝申し上げます。』

注釈しておくべきことは、ここで川合市長のいう「市民の皆様の良識ある判断」「今後も皆様の為に」とする「皆様」とは、川合善明後援者の意味であり、川越市民一般を指すものではない点だ。
人口約35万人の川越市の有権者数は約29万人。その中で、今回の川合市長の得票は56,597票。有権者数に対して約20%の支持率だったことになる。あえて本紙は言う。この20%の川越市民は、川合市長に利用されて、川越市を黒く塗りつぶすことに無自覚にも手を貸してしまったも同然だ。
彼らが真に「良識ある判断」を投票に反映させた良識ある市民なのであれば、この後、2017年1月22日は彼らの大いなる後悔の日となる。そして、確信犯の川合支持者は、この日を境に「川合ファミリー」こそが劣勢に回ったことを知るべきだ。
なぜなら、本紙は川合市長の落選を祈念しながらも、同時に再選しても祝杯を挙げているのだ。え?負け惜しみ?そうではない(笑)。真実を知らない川合支持者諸氏はそう思うだろう。しかし、本紙は真実を知っている。だからこそ川合市長がこの度の市長選で落選し「私人」とならなかったことに安堵しているのだ。現職市長の犯罪と元市長のそれでは社会の注目度も処罰の重さも違ってくる。川合善明市長とその後援者には、これからが本当の闘いであることをこの場で宣言しておく。「天網恢恢祖にして漏らさず」という諺(ことわざ)がある。悪いことをした者には必ず天罰が下るという意味だが、現代社会で天罰といえば法的な処罰のことだ。

渋谷実元埼玉県議が2位(16,188票)の真値

実はこの選挙戦での川合市長の言動について選挙終了後、本紙は友人のあるプロファイリングの専門家に分析してもらった。その結果は興味深い。
同氏によれば「川合氏は、ブログで告訴状の写真を公開するなど貴紙の糾弾記事に対して過剰に反応しています。危機感がなければこのような反応はしない。その危機感から解放されたという喜びが無意識に『渋谷元県議に4万票の差をつけて圧勝』という表現に出てしまっています」という。
危機感?どうしてだろう。官製談合も、都市計画法に反して後援会長への便宜を図ることなどもない無実の市長が、なぜ本紙の追及記事に対して危機感を抱かなければならないのだろうか?答えは明快だ。川合善明市長は誰よりもウソつきだからだ。同プロファイリング氏によれば、選挙直前に小林薫市議や本紙を名誉棄損で告訴したことも危機感の顕著な現れだという。
「子供を見ればよくわかりますが、隠したいことがある人間は、人格障害でもない限り、隠しているものをわざわざ自分から見せてしまうんです。ほとんどの犯罪の発覚は物証よりも先に、被疑者のこのような心理的プロセスで辿られていくのが実情です。勿論、ブログを根拠に市長が犯罪者だと言っているのではなく、反応の仕方が典型的な隠ぺいの対応だという意味です」というプロファイリングの見解には本紙も思わず膝を叩いたほどだ。
本当に川合市長が「無実」で官製犯罪疑惑に微塵も身に覚えがないのであれば、本紙の言及など相手にする必要もない。
『4万票の差をつけて圧勝』という川合市長の子供のような無邪気な喜びようは、それだけ本紙の追及記事や渋谷実氏に対する危機感があったからだろう。しかし川合市長と後援者たち「川合ファミリー」は、まるで本質を理解できていない。
市民有権者の約20%の得票という結果は、80%の市民は反川合か、そもそも投票行動をしない市民らである。逆に言えば、3人の候補者による選挙戦で「2割の市民にしか支持されなかった市長」が3期目の川合善明氏である。
そして、この「2割」の実態も、あからさまに市長利権につながる確信犯の後援者を5%ほどとして、残りはいわば思考停止的な「おつきあい」で票を投じた、真実を知らされない罪なき市民=無辜(むこ)の民だ。
一方、2位につけた渋谷実氏の得票16,188票の真価は、川合陣営が喜んではいられないほどの力強さに満ちている。有権者数に対して約6%の得票率だった渋谷氏。
元埼玉県議の渋谷実氏は、残りの任期2年4カ月をそのまま県議でいれば得られた議員報酬と政務調査費の合計3400万円も捨てて、川越市民のために、いわば駆け込み的に選挙戦に立ち上がった。選挙戦に出遅れた感はあるが、それは「有力な対抗馬が誰も出ない」ことで川越市の未来を危惧した同氏が、捨て身で参戦したからだ。渋谷氏も川越市出身である。
考えてもみて欲しい。川合市長なら任期と数千万円の年棒を捨てて市政のために身を投げるだろうか?これは大変に重要なことだ。今回は敗れたとはいえ、渋谷実氏は、真に市民のために立つ政治家としての光彩を放っている。県議というポストを投げ打って、不利も承知で川越市長選に名乗りを上げたのだ。
現職市長としての看板と既得権益、利権まみれの後援会を後ろに早い段階から出馬を公言した川合市長が、全市民の20%の得票。他方、川越市では政治家として「無職」の渋谷氏は、選挙の1か月半前に出馬表明をして、6%を得票している。この数字の意味を読み違えてはならない。同時発走での得票差ではない。まして、かたや仮にも現職市長、かたや県議のバッジを捨ててまで故郷川越市のために立ち上がった「政治浪人」である。その浪人・渋谷実氏が、短期間のうちに既得権益の長・川合善明の3分の1にまで迫る支持を得たのだ。
あえて本紙は言おう。渋谷氏に投票した16,188人の有権者こそが川越市の未来である。
川合市長と後援会は、この本紙記事さえも笑いながら今頃は勝利の美酒に酔っていることだろう。だが、川合市長と後援会、そして川越市民諸氏に、本紙はここで改めて予言しておく。悪は必ず潰える。3期目の川合市長が誕生したことで、これから起こることの「衝撃度」は一層劇的となる。
とかく日本人はマスコミに流される。今回、川合市長が疑惑追及から逃げ切り当選できたのも、本紙で糾弾してきた川合市長の疑惑がいわゆる大手の新聞、テレビ局で報道されていないからだ。
不幸なことに、このインターネット時代にあっても特に「小江戸川越」のようなよく言えば伝統的、悪く言えば保守派閥的な地域では「NHKや読売新聞が報じればホンモノ。そこに出てないなら、ただのウワサ」という価値観がいまだに主流だ。しかし、川合善明の闇が「大手マスコミ」に報じられるのも時間の問題である。川合支持者は選挙を乗り切ったことで喜んでいる場合ではないのだ(笑)。
確信犯的に、または盲目的に川合市長支持にまわった「良識ある川越市民」の諸氏にも御理解いただきたい。早く目を覚ましてほしい。そして、川越市の未来を担うあなた方のお子さんに恥じない正義と倫理と道徳の規範を自ら示すべきである。

川越市は官製談合天国!経営悪化している企業はどんどん川越市に進出しよう!

さて、ここで「新市長」川合善明氏に提案がある。
ここまであからさまに不正を通せる貴殿であるなら、いっそ川越市を「小江戸」などではなく「官製談合天国」として全国にアピールしては如何か?
都市計画法の隙間に利して経費を抑えた経営を画策する事業者は全国に多々あるが、まともな市政であればそれらは排除される。ところが川越市では、株式会社カナイ消防機材のように、明確に都市計画法に違反したまま、なんらの処罰を受けないことが可能なのだ!川合市長の後援会長である限りは。
ビバ!川越市!こんなにもわかりやすい「悪代官の街」もいまどき珍しいのではないか。川合市長に「忠誠を誓い、御支援申し上げます」と言いさえすれば、「苦しゅうないぞ」と特段の扱いをしてくれるのである。既存の事業者、起業家はどんどん川合市長に申し込み「川合ファミリー」に加盟すべきだろう。「ウチもカナイ消防機材さんと同じく、市街化調整区域に本社を建てて、落札もお願いします!」と。

今回の選挙で川合氏に一票を投じた「良識ある市民」の皆様に問いたい。
川合よしあき後援会・高階地区後援会長・金井眞一郎氏の株式会社カナイ消防機材の本店所在地は、川越市の市街化調整区域ではないのか?少なくとも本紙取材では、川越市役所の所管当人が、その地を市街化調整区域であると認めている。
それでなぜ許されるのか?こんな単純な疑問を「良識ある市民」の皆様は抱かないのだろうか?

ところで、川合善明「新」市長殿!告訴はきちんと進めて下さいね!
まさか選挙対策として「疑惑を否定するための告訴の素振り」だったなんてことはないでしょうね?法廷で勝負しましょうね。小林市議ともどもお待ちしておりますよ!