舛添都知事(公用車の私的利用)の上をいった ‼ … えっ! … 休日に公用車を使い、政敵(市議宅)を急襲した川合善明市長。
日頃、議会で川合市長の論敵である小林薫市議の自宅へ怨みに満ちた形相で訪れ、小林議員に対する抗議文を手渡し「従ってもらわなければ法的手段を取る」と弁じ立て公用車で帰っていった。
卑しくも自治体の首長ともあろう者が議会壇上において政治論争に破れ、かつブログに論点を記載されたことに腹を立てたチンピラ顔負けの行為は、政治家としては勿論のこと元弁護士であったとは思えぬ知性なき論外の行動だ。自家用車ならまだしも、それも休日に私怨を晴らす為に公用車で乗り込む醜態まで晒している。
議会の空転を繰り返し、その度に詫びを入れるなど自己中心主義で政治感覚の欠如・視野狭窄の人物が、市長3期目に挑むなどはもっての外だと市民の声は高い。
川越市自動車管理規定「訓令第三号」 使用制限 第六条
「自動車等は、市行政上必要な業務以外に使用することはできない。」
「訓令」とは、地方公共団体の長が地方自治法第154条の規定に基づき、その補助機関である職員に対して内部的な事務運営等について指揮監督するために発する命令。
告示・訓令は、法規たる性質は持たないものの、一定の基準として法的性格を有する発令形式であると言われているが上位の法令を補完するものである場合、上位の法令と一体となって法規たる性質を有するとされている。休日、公用車でふん反り返り、反目する市議の自宅へ脅しをかける「公」と「私」を混同した自治体首長とは名ばかりの、公人感覚の欠如した姿は川越市民として恥ずかしいばかりである。
平成26年2月22日(土)午前10時頃〈政務休日〉 川合善明市長は公用車を駆使し
鬼のような形相で抗議文を携え、小林市議の自宅を前触れもなく急襲する。
〈川合市長の抗議文〉
市議会議員 小林薫様
1 貴殿のブログ(三遊亭窓里のブログ)の以下の記載部分をすべて削除してください。
⓵ 2013年12月12日 絶対非を認めない! 川合川越市長
⓶ 同月13日 何か変だぞ! 川合市長
⓷ 同月19日 絶対謝罪しない! 川合川越市長
⓸ 同月21日 川越をぶっ壊すつもりか! 川合市長よ!
⓹ 同月27日 馬鹿なことを聞く議員!
2 貴殿のブログに以下の記載をし、少なくとも1か月間掲示してください。
「川合川越市長に関する記事が、違法にわたるものがありましたので削除しました。
違法な記載により川合市長にご迷惑をおかけしたことを、お詫び申し上げます。」
3 ブログを削除しても、プリントしたものは私の手元に残しておきます。
右記の抗議文を小林議員に押し付け「従ってもらわなければ法的手段を取る」と高圧的に迫った。小林議員は「違法な記事はどこにあるのか」と問うと、川合市長は黙ったまま答えなかった。また「プリントしたものは手元にあるのか」と再び問うと、この問いにも答えなかったという。川合市長は言いたいことを終えると、満足げな笑みを浮かべ帰っていった。小林議員は川合市長が持参した噴飯ものの抗議文をあえて、その日のうちに自身のブログへ掲載している。川合市長の抗議文にもあるように、「(謝罪文を)少なくとも1か月間掲示してください」との川合市長の抗議を、小林議員は今現在に至っても厳守し掲載を続けている。
〈小林薫議員のブログより抜粋〉
無題! 2014-02-22 10:48:31
法律の専門家から私のブログ 12月12日 13日 19日 21日 27日が名誉棄損に当たるのではないかと指摘を受け違法にわたるものがありましたので削除しました
川合市長 関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます
25日から始まります定例会では川合市長の政治姿勢について言及してまいります
2014年2月22日の小林議員のブログを見ても「川合市長から」とではなく「法律の専門家から」と名指しを避けた小林議員の配慮が見られる。が、次の定例会で川合市長の政治姿勢について問うという鋭い文面に、川合市長は怯んだ。後日、川合市長は己の軽率な行動を小林議員に詫びるという大恥をかいている。
小林議員は川合市長に対して「抗議文を私に届ける私的行為に公用車で来るとは何事だ」と問うと、川合市長は「いや、小林さん、お宅のうちに抗議文を届けるのは公務の途中でコンビニに寄るようなものだから…」と、言い訳にならぬ言い訳をしている。2月25日午前9時、市長室にて川合市長より小林議員に謝罪があり、小林議員は「抗議文は文書だったので、文書でもらいたい」と川合市長に伝える。
休日に公用車を駆使し、勇んで政敵の自宅を襲った川合市長の勢いは呆気(あっけ)なくしぼんだのである。
〈川合市長の謝罪文〉
市議会議員 小林薫様
2月22日の私の行動につきましては、貴殿にご迷惑をおかけしました。お詫び申し上げます。
川合善明
小林議員が川合市長との面談を終え控室にいると、約30分後の9時30分頃、秘書課の職員が右記の謝罪文を持ってきた。おごりたかぶり…ふん反り返った後で悄然と謝罪する元弁護士・現市長・川合善明氏の人格欠如は、厳しく市民に問われて当然であろう。
地方自治体の公務に携わる市職員の総監督責任者である市長たるものが、自ら管理規定を破るなど「道義・道徳・公正」の意義を厳守すべき川越市を代表する公人が、当然、保つべき基本的理念の一片も持ち合わせない個人的怨嗟と怒りに任せた思考停止の暴走に川越市民は目を閉じてはならない。
〈川越市民に謝罪せよ〉
川合市長による公用車(休日)使用の暴走事件・市議への謝罪のみならず市民にも謝罪せよ‼
それが市民に対する公人としての道義である。
川合市長の公私混同個人プレーに公用車専用運転者(公務員)を休日出勤させ、休日出勤特別手当(1.25倍)を市民の税金より出費させている。小林議員に謝罪するばかりではなく、川越市民にも税の無駄使いとおとなげない暴走行為を謝罪せよ。ともかく、川合善明氏という人物の根本的人間性が問題なのである。