森田光一東松山市長よりの回答書を受け、本紙主旨を下記に述べる | 行政調査新聞

森田光一東松山市長よりの回答書を受け、本紙主旨を下記に述べる

森田光一東松山市長殿

本紙送達の質問書に対する貴殿の回答を平成28年5月6日付で拝受致しました。
然るに、貴殿による同回答要旨からは、政治家たる貴殿の現市長としての法的かつ社会的債務履行の義務感はおろか一般社会通念上の倫理道徳さえ微塵も窺うことが叶わず、当該紛争問題に於いて市民の視座から解決を支援してきた小紙として誠に遺憾と言わざるを得ません。
殊に筆界特定制度の活用に至る経緯の貴殿の釈明は、仮にも東松山市現政権首長とは到底認められない児戯の如くの倒錯的な記述を以て、小紙からの質問要旨を忌避するのみの、低劣な貴殿の回答主旨に拠れば、東松山市長並びに政治家個人としての貴殿の主張の要点は以下の通りであると思料します。

1.筆界特定制度の利用について、法務局と市長たる自分個人の見解が乖離している。即ち、法務局帰属の専門調査官による公式見解に基づく判断に対して市行政が従うべきとする意思もなく確固たる理由もない。

2.貴市職員らの過去の犯罪・作為は存在しないと認識している。即ち、市職員による市民の印鑑登録証明書の無断盗用という重大な行政犯罪についても、法的見地からもこれを犯罪や過失とは認識していないから現市長の自分が対応する理由も義務もない。

3.紛争当事者のT氏の問題と、筆界特定制度の利用や過去の東松山市職員の不法行為とは因果関係がないと認識している。即ち、いずれの問題も現市長の自分がなんらの責務を負うものではない。

貴殿の最終的な回答要旨が前記の通りである以上、当該問題は貴市並びに川越市近隣を中心とした小紙読者及び支持者層の枠を超えて、インターネットを通じて広くメディアによって報道し、貴殿の首長としての資格を欠く無責任極まる貴市行政の実態を告発し、且つ又、官製犯罪を擁護する貴殿の政治家としての是非を世論に問うものと致します。
拝察致しますに、貴殿に於かれましては小紙を地方の一介のアクティヴィストであるかに錯誤された上で、傲慢なる開き直りによって当該紛争問題及び過去の貴市の明白な犯罪行為をも風化し得るとの奸計から、斯様な回答を示されたものと思料致します。
然し乍ら、予てより小紙は地方行政問題に留まらず、隠匿された国内外の社会問題に言及しており、インターネット版を通じて自然的にマスメディアにも情報提供及び拡散を可能とする部外有志記者とのネットワークを形成しております。
この度の無責任且つ傲慢極まる貴殿の最終的な回答を契機として、今後、小紙は埼玉県下での限定的な活動に留まらず、当該問題をメディアによる貴殿及び貴市行政への糾弾キャンペーンへと展開するも止む無しとの判断に至りました旨、ここに申し置き致しまして、当該事案に関する小紙から貴殿への最終送達とさせて頂きますので御承知下さい。

但し、衆参同一選挙の場合を鑑みれば、ネットでの発表は、徒に市民に対し政治的選択の混乱を与えることを考慮し選挙後に。
衆参同一選挙無き場合は、即ネットで発表致します。

以上