海外情勢 | ページ 13 | 行政調査新聞

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激震する朝鮮半島

――東アジアに残る難問――  北朝鮮が1月6日に核実験を実施。対抗措置として韓国は8日に軍事境界線近くで宣伝放送を再開。13日には境界線上空を北朝鮮の無人機が飛行し韓国軍が警告射撃を行うなど、新年早々から半島情勢が緊迫している。年末...
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東アジアに発生した巨大津波

――波瀾を呼ぶ慰安婦問題解決日韓合意――  年末12月28日、安倍晋三首相の命を受け韓国ソウルに飛んだ岸田文雄外相は、慰安婦問題の最終合意に関して尹炳世(ユンビョンセ)外交部長(外相)と会談を行い、両者がテレビカメラの前で「最終的、...
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パリ同時テロには続編がある!

世界大混乱を画策するISの奇妙な動き シリア内戦終結に向けて多国間国際会議が共同声明を発表した翌日の10月31日に、エジプト東部の観光地から飛び立ったロシア旅客機がシナイ半島で墜落した。これがテロだとの結論が出る直前の11月12日、...
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暴風に立ちすくむ東アジア

――アジアは米国の圧力から脱出できるか―― 9月末の習近平中国国家主席の訪米と米中首脳会談は「歴史上の大失敗」と評される。オバマ、習近平両者は一歩も譲らず、それが結果として南沙諸島に極度の緊張を生み出した。しかし手品師が振りかざす手...
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中東の地図が塗り替えられる!

――米国が中東を手放すときが迫っている―― 昨年(2014年)6月、中東の地に突如出現した「イスラム国(IS、ISIL、ダーイシュ)」はその後猛威を振るい、多くの地域を破壊し人びとを殺戮した。米国を中心とする多国籍軍の空爆など物とも...
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大欧亜共栄圏を目指す中国

――地政学に基づく巨大な夢を追う国家―― 8月11日から3日連続で人民元が切り下げられ、中国の経済不安が話題となった。中国は変動相場制を採っているが、為替相場を人民銀行がコントロールできる体制が敷かれている。8月11日から人民銀行が...
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習近平の「本気の腐敗追及」で革命的変化を遂げつつある中国の現実

「蠅も虎も」と評される汚職・腐敗追及運動が展開される中国。これまでは、「単なる権力闘争の一環」「適当なところで手打ち(仲裁)が入るだろう」と高をくくって傍観していた周辺諸国も、習近平が本気で革命的腐敗追及を行っている現実に驚愕し、変貌を遂...
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悪魔の手先イスラム国!

それを背後から支援するイスラエル、そして米英!混乱の世界で、日本はどう動く? イスラエルのネタニヤフ首相が訪米し、米上院でオバマ大統領の政策を批判する演説を行った。オバマとネタニヤフの関係悪化は、かねてから知られるものだったが、今回...
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欧州で高まる「反ユダヤ気運」

ハルマゲドン(世界最終戦争)を画策する勢力たち ヨーロッパ各地で「反ユダヤ」の流れが止まらない。正月明けに起きたパリの『シャルリ・エブド(週刊シャルリ)』襲撃事件で、この勢いが「反アラブ」に転化されたかのようにも思えたが、日本のメデ...
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かすかに光が見え始めた日中関係

―日中両国は、政治的対立を越え民間交流を急げ― 7月末の福田康夫元首相と習近平の「秘密会談」を皮きりに、手探りながら日中両国関係修復に向けての動きが出始めている。9月末には200人超規模の経済人が中国を訪れるなど、11月のAPEC日...