自民党総裁選 | 行政調査新聞

自民党総裁選

自民党の総裁選に4名が立候補した。 29日の投開票での注目は、「一発で決まるか、決選投票になるか」となった。

優勢の河野太郎だが、過半数は制しない

米国の経済・通信の大手ブルームバーグの調査によると、75%のエコノミスト「河野太郎勝利」を予測しているという。野村証券が実施した調査でも、国内外の投資家の6割超が河野太郎の勝利を予測する。では、河野太郎が総裁になるのか。そうはいかないだろう。
29日に行われる自民党総裁選「国会議員票382票+党員・党友票382票」の、合計「764票」を巡る戦いである。764票の過半数「383票」を獲得する者がいなければ、決選投票に持ち込まれる。決選投票は「国会議員票382票+都道府県票47票」となる。党員・党友の票より、国会議員票がモノを言う。
河野太郎が一回目の投票で首位に立つ可能性は高いが、過半数を抑える可能性は低い。そうすると決選投票になるが、その場合には「国会議員票」の比率が格段に重要となる。

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