コロナ禍に増して猛暑に茹だるこの時期、さらに食欲も失せそうな某市長の批判記事の連打だけでは本紙読者も「もういいよ、あいつ(市長)は」と辟易していることだろう。本紙の活動には、各分野に精通する十数名もの「覆面記者」が参加している。 つまりメディアで活躍しながらも、スポンサー至上主義には抗えない商業ジャーナリズムでは腕を持て余す、魂の無頼たちが自ら寄稿してくることも珍しくない。
今回は、また新たな有識者が大胆な切り口で、混迷の日本政府の行方を予想してくれた。卑小な「おれ様市政」のテッペンから、カラオケ・デュエットをしてくれる女性を見つけようと血眼の某市長には縁もゆかりもない「本物の政治の世界」には、酷暑もしばし忘れそうなダイナミズムさえ立ち上ってきた。
コロナ禍で激変した世界が巻き起こした巨大な乱気流は、いよいよ腐敗仕切った日本の自公連立を打ち壊す神風となるか?ラムネ代わりのコラムをお届けする。
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― 総選挙前に政界に新しい枠組みが誕生する ―
衆院は「任期満了総選挙」
オリンピック開幕中の8月3日、自民党の総裁選選挙管理委員会が初会合を開いた。自民党の総裁任期は9月末。9月中旬には総裁選が行われるはずだ。