「コロナ禍」後の日本を見据える | 行政調査新聞

「コロナ禍」後の日本を見据える

世界は「コロナ禍後」に向かって動き始めている。
そうした中、「東京五輪パラ」を控えた日本は、まだコロナのど真ん中にいる。パラリンピックの閉会式は9月5日だが、その直後には自民党総裁選があり、10月には衆院の任期満了を迎える。
五輪パラも含めて、この先の日本には不透明感が漂っている。

大本営発表に従順なわが国のマスコミ

米国の「アレルギー感染症研究所(CDC)」が、ワクチン接種を終えた人はマスクを外し、屋外でもソーシャル・ディスタンス(社会的距離)を保つ必要はないと発表した(5月13日)。米国では、ワクチン接種を終えたかどうかを証明する必要はなく、「私は接種しました」と言えば、それだけでマスクを外せることになった。まだ大都市ではマスクを着けている人が多いが、やがてその姿は消えていくだろう。
5月12日に英国のジョンソン首相は「電車内や商店など、屋内ではマスクを着けるように」と国民に呼びかけたが、「マスク反対派」が集団で大手スーパーに押し寄せるなど、マスク外し運動が起きている。こうした流れは、英国だけでなく欧州全域で広がっている。欧米ではどうやらコロナ禍を乗り越えつつあるようだ。

(記事全文を読む)