藤井 厳喜(国際政治学者)
昭和20年8月15日は日本の歴史の中で、最も悲劇的な1日であった。
その事は誰もが知っている。日本国民が総力をもって戦った大東亜戦争の敗北が決定した日だからである。しかし、その最も悲劇的な瞬間は、同時に日本の国体が最も輝いた瞬間でもあった。悲劇の頂点で、日本の国体は燦然と最も美しいひかりを放ったのであった。その事に多くの国民が、気が付いていない。それこそが第二の悲劇である。
藤井 厳喜(国際政治学者)
昭和20年8月15日は日本の歴史の中で、最も悲劇的な1日であった。
その事は誰もが知っている。日本国民が総力をもって戦った大東亜戦争の敗北が決定した日だからである。しかし、その最も悲劇的な瞬間は、同時に日本の国体が最も輝いた瞬間でもあった。悲劇の頂点で、日本の国体は燦然と最も美しいひかりを放ったのであった。その事に多くの国民が、気が付いていない。それこそが第二の悲劇である。