核の恐怖の中で被爆国日本がとるべき道 | 行政調査新聞

核の恐怖の中で被爆国日本がとるべき道

― オバマの広島演説を喜び、大統領候補トランプの幻影に怯える日本の対米従属派を切り捨てよ ―

シンガポールで開かれたアジア安保会議(通称シャングリラ会議)で、南シナ海での中国の行動が議題となった(6月5日・6日)。米中両国だけでなく周辺諸国や日本も含めて舌戦が繰り広げられたが、その深奥には「核問題」が存在する。南シナ海とは「戦略核」を巡る米中両国の駆け引きなのだ。それを飲み込めないと南シナ海問題が理解できない。
唯一の被爆国である日本は、この問題をどう捉えるべきなのか。5月末にはサミットのため来日したオバマ大統領が広島を訪問し話題となった。多くの日本人から賞賛されたオバマの広島演説だったが、オバマの「核なき世界」論にはどこか怪しさが残る。

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