激突か、大団円か、揺れ動く世界情勢 | 行政調査新聞

激突か、大団円か、揺れ動く世界情勢

世界は激動している。
右に左に激しく揺れ動き、昨日と今日では情勢が違っている。
ふと目を離すと、物語は予想外の方向に動き始める。
こんな激動期には、視線をぐんと引いて、大きな全体像を見る必要がある。

尖閣諸島に「中国軍襲来」という最悪シナリオが「消滅」

中国の大漁船団が武装公船に護られて尖閣諸島海域に侵入してくる。その一部が尖閣に上陸して中国国旗を立てるだろうといった観測が、8月初旬にネットを中心に流された。大手マスコミでも8月2日付『産経新聞電子版』、各紙で同様の報道があった。ネット上で名の知られた情報ページなどでは、中国による領海侵入事件を過激に取り上げ、「尖閣諸島が中国軍に占拠される」と煽ったり「中国による尖閣、さらには沖縄への侵攻作戦が開始される」などと騒いでいたところもあった。

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