暴風に立ちすくむ東アジア | 行政調査新聞

暴風に立ちすくむ東アジア

――アジアは米国の圧力から脱出できるか――

9月末の習近平中国国家主席の訪米と米中首脳会談は「歴史上の大失敗」と評される。オバマ、習近平両者は一歩も譲らず、それが結果として南沙諸島に極度の緊張を生み出した。しかし手品師が振りかざす手に目を奪われると、重大な出来事を見損なうおそれがある。南沙や尖閣だけに目を奪われると、東アジア最大の問題点である朝鮮半島に対する注意がおろそかになる。
東アジア全体はどのような状況になり、今後はどう進展していくのか。半島情勢、米中対峙を冷静に見つめつつ、わが国がどうあるべきかを考えてみたい。

(記事はここをクリック)