設置する必要のない市道を川合善明市長が認定し、市に不要な支出をさせたとして、道路整備費用など約308万円を川越市へ返還するよう求めた訴訟だ。事件の内容は本紙既報を参照して頂きたい。
―第11回(11月27日)裁判傍聴記―
裁判長「争点はハッキリしているのでは!」
いよいよ佳境に入る裁判―「疑惑の市道」
川越市の市道5565号(寺尾大仙波線)をめぐる、川越市民23名による住民訴訟(平成30年(行ウ)第10号事件)の11回目の裁判が、11月27日10時30分から、いつもと同じく、さいたま地裁C棟105法廷にて開かれた。今回の法廷は、本件裁判の「分岐点」といえるだろう。裁判長が裁判の争点について改めて「はっきり示した」からだ。