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東松山駅東口周辺開発事業 坂本俊夫市議・岩堀建設工業に働きかけB街区にホテル建設計画? ホテル建設後に売却をもくろむ、許し難い「官製談合」の動き 「市長に花を持たせたい」坂本市議が狙うのは利権か恩恵か? (プリントアウト用はこちら) 本紙がさる9月号にて報じた「東松山駅東口周辺開発事業」をめぐる真相……。マンション「ハイムグランデ東松山」を中心とする、まったくデタラメな「土地等価交換」に隠された東松山市と積水化学工業(株)との異常な癒着ぶりを徹底的に暴いた記事は、大きな反響を呼んだ。
なかでもハイムグランデ東松山をめぐる「1億円以上の赤字等価交換」の実態と、市自らがB街区を不当に安く評価することで「赤字をなかったことにする」カラクリ……。そして「ギャラリー東松山」跡地をめぐる重大な契約違反など、東松山市関係者をして「あまりに説得力がありすぎる。来る12月議会が恐ろしい」と言わしめたほどの重量級スクープであった。 現在ストップしたままのB街区開発事業。しかしいま、このB街区事業をターゲットに、もうひとつの犯罪的な動きが見え隠れしていることを本紙はキャッチした。 坂本俊夫市議が、川越市の岩堀建設にB街区事業の継続をはたらきかけ、同社が建設した建物を、ビジネスホテル・チェーンを全国展開している「第一ホテルグループ」に売却するという絵を描いた、というのだ。そしてこのプランに対し、東松山市上層部が決定の意向を示したというのである。これが事実なら、まさにクラシックな官製談合そのものではないか。 市民不在の「駅東口周辺開発事業」……。積水との異常な癒着のみならず、積水が「失敗」すれば次に登場したのは岩堀建設、というわけだ。本紙は同社をさる8月28日に直撃取材した。 現在頓挫中の「B街区」を舞台に 「市長に花を持たせたい」と坂本俊夫市議が奔走! 「シティホテル運営企業を紹介してほしい」と岩堀建設に依頼「『東松山市と結託してのビジネスホテル』という話だが、これはあり得ない。我が社はすでに東松山市内において、ビジネスホテル(東松山第一ホテル)を経営している。また「東松山第一ホテル」という名称はオーナーがつけたものであり、いわゆる『第一ホテル』チェーンを全国展開している『阪急阪神第一ホテルグループ』とは関係がない」 本紙がキャッチした情報を、岩堀会長は一蹴した。だが「坂本市議が動いている」という情報については、 「今年7月、坂本市議が来社し、社長(岩堀和久氏)を訪ねて『シティホテルをやるような所を紹介してくれないか。東松山市にシティホテルを建たせ、市長に花を持たせたい』と依頼してきたのは事実だ。我々はそこで、シティホテルを全国展開しているダイワハウスの川越支店長に問い合わせてみたところ、『東松山市ではシティホテルは成り立たない』という回答を得たので、これを坂本市議に伝えた」 と、坂本市議の動きを事実と明言した。 B街区整備事業という公共事業に議員が関与しようとしたならば、それだけで重大問題である。岩堀側はこのことを不審に思わなかったのだろうか。 「我が社がこの件に関して動いたり、営業活動を行ったことは皆無だ。そもそも、もし我が社が駅東口周辺開発に関わるのであれば、提案競技会の際にJVを組んだピーアンドディコンサルティングを抜きにしては話ができない」 提案競技会に岩堀建設は、(株)ピーアンドディコンサルティングJV(同社および(株)フージャースコーポレーションと岩堀建設の3社からなる共同企業体)として参加していた。 「そもそも駅東口周辺開発事業は、我が社にとっては終わったこと。だが坂本議員が尋ねて来られたので、対応したらそのような話が出たまでのことだ」 坂本俊夫市議「シティホテル建設に奔走」の真相は B街区開発再開の功労者としての「恩恵と利権」か?ならば、坂本俊夫市議はなぜ坂本市長のために奔走したのだろうか。 岩堀会長は10年前、比企郡嵐山町に本社を置く貨物車両運送企業「アサヒロジスティクス(株)」の営業部長をつとめていた坂本俊夫氏と、仕事上の関係から懇意になったという。だからといって3年前の提案競技会に参加した岩堀建設に対し、「市長に花を持たせたい」などと平気でお願いしに行くとは、坂本市議のモラルの欠如ぶりがうかがえる。 市議の奔走が「東松山市の“玄関口”の開発を純粋に案じた行為」と考えるのは、あまりにナイーブだろう。自らの利権にしようとする目論見は充分にあったはずだ。 本紙が9月号で報じた「デタラメ等価交換方式のカラクリ」を、坂本市議は知っていたのではないだろうか。B街区事業が頓挫したまま、出口の見えない状況に陥れば東松山市の立場は悪くなる一方だ。そこで市議として、自らの知り合い業者(岩堀建設)を、新たな形で事業に参加させることができたなら、「B街区整備事業再開の功労者」としての恩恵に浴すであろうし、あるいはそこに利権が生じるかもしれない……。坂本市議がこう考えた上で官製談合のために奔走した、としても不思議ではない。「市長に花を持たせたい」という大義名分は、坂本市長を支持する他の市議らをごまかすのに好都合ではないか。 いよいよ12月議会!東松山市議諸氏は 「駅東口周辺開発事業」のデタラメ等価交換 積水の「A街区単独開発」を強く追及せよ!松坂・米山両市議(ともに会派「新しい風」所属)は本紙9月号の記事内容を、来る12月議会にて取り上げる意向を市民に表明。また蓮見市議(共産)は、本紙記事に沿った調査を行う意向を表明している。 だが坂本市議は現在、「駅東口周辺開発事業」をめぐる問題、特に本紙が報道した問題が、12月議会で取り上げられないよう画策する動きを見せているという。また市長が「任期辞職」を発表することで、市議会の追及を弱め沈静化させようとしている、との情報さえ流れている。 本紙は再度、主張する。市は中途半端に進行している現在の駅周辺整備計画を、いったん白紙に戻さなければならない。そして「ホテルの買い手に逃げられたからB街区は出来ません」などと平然と言ってのける不良不適格業者・積水化学工業に対し、犯罪的な利益供与をはかった東松山市の上級職員(飯島正明都市整備部長、金子守総務部長ら)の責任が、心ある市議らにより徹底的に追及されなければならない。さもなければ東松山市に輝かしい未来はない。■ |